ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

イスラエルは神の民の雛形

イスラエルは、すべての被造物の初穂といわれます。初穂が聖ければ、すべては聖い、といわれ、神に受け入れられるのです。 イスラエルは、全人類の代表の民族です。神の御前を歩み、この世に、神の栄光を現わし、神の存在を証し、神を知らせる務めが与えられ…

イスラエルを赦されたイエス

ローマ人の総督ピラトは、十字架のイエスの頭の上に、『これはユダヤ人の王ナザレ人イエスである』と書いた罪状書きを掲げました。 イエスに罪を見つけられないピラトに、祭司長達に説きつけられた民衆が、「イエスを十字架につけろ」と騒ぎ立てました。 自…

イエスの祈り

イエスは苦しみもだえて、祈っておられました。ゲッセマネでのことでした。 十二弟子のひとり、イスカリオテのユダが、剣や棒を手にした大勢の群衆を連れ立ってやって来て、イエスを捕まえる直前のことです。群衆は皆、祭司長、律法学者、民の長老達から差し…

神と人との仲介者イエス

キリストは、新しい契約の仲介者です。 初めの契約のときの律法の違反を贖うための死が、神の子羊イエスにより実現しました。それは、召された者達が永遠の資産の約束を受けることができるためでした。 律法は、年ごとに絶えず献げられる生贄によって神に近…

マリアはイエスの母でなくなった

イエスが十字架につけられました。イエスの十字架のそばには、イエスの母マリアと母の姉妹と、クロパの妻のマリアとマグダラのマリアが立っていました。 イエスは、母マリアと、そばに立っている愛する弟子ヨハネとを見て、母にいわれました。「女の方。そこ…

イエスの母マリア

ユダ族ダビデの系図にあたるヨセフの許嫁、処女マリアのもとに御使いが現れ、マリアの胎内に神の聖霊による子が宿ることを告げました。 「恐がることはない、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。あなたは身籠って、男の子を産みます。名をイエスとつ…

青銅のへびとイエスの十字架

モーセが毒蛇による死から民を救い出すために造り、旗ざおに掲げた青銅の蛇を、神の救いの象徴として、イスラエルはこれを拝み、香を焚いていました。 救って下さったのは神なのですが、青銅の蛇を神のご神体としたのは、イスラエルでした。目に見えない神を…

預言者ヨナ②

神の預言者は、神に忠実である成熟した預言者のイメージがありますが、ヨナは、駄々っ子のようでした。 不遜な者であったわけではありません。生粋のイスラエル人です。真の神を信じない、無割礼(神との契約の無い異邦人)の者とは聖別されたユダヤ人として…

預言者ヨナ①

アッシリアは、イスラエルに敵対する、イスラエルの敵国でした。後には、イスラエルの十部族、北王国イスラエルを捕囚した国です。アッシリアに、ニネべという都市がありました。 ユダヤ人のヨナに、主のことばがありました。「立って、あの大きな町ニネべに…

青銅のへび

モーセが斥候を遣わし、イスラエルがカナンの地を偵察して帰った後、カナンの地の住民達が背が高くて強いという報告を聞いた民は恐れをなして泣き叫びました。 カナンの地を与えると約束された、神のことばを疑う不信仰な彼らは、神の怒りを買い、荒野に返さ…