ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

中東を征服する第四の獣

 

 レバノンのシーア派組織ヒズボラは、凶暴な組織です。他のイスラム教徒たちも恐れる集団です。レバノンを征服するのは、至難の業です。

 

 トルコから出たひとりの指導者は、オスマン帝国の復興を目指すイスラム原理主義組織と心一つにして、ムンニ派のISと手を結び、イラクを倒し、トルコとイラクでシーア派のイランを倒し、レバノンと隣接するシリアを倒します。シリアにはイスラエルを攻撃するためのイランの軍隊が配置されています。シーア派のレバノンが、イスラエル攻撃の拠点のシリアを守るために攻撃を仕掛けるに違いありません。

 

 シリアを攻め取るためには、まずイランを倒す必要があります。トルコ、イラク、イランのムンニ派の勢力が結集してシリアを倒します。ムンニ派では、このひとりのカリスマ的指導者を、指導者として立てます。

 

 彼は、トルコを拠点に、イラク、イラン、シリアを倒し、ムンニ派の勢力を拡大しました。誰もが認める指導者です。彼とイスラム原理主義組織の野望は、イスラム帝国の復興です。

 

 レバノンは抵抗します。彼らは、南に向かい、エジプト、サウジアラビア、クウェート、ヨルダンを支配下に置きます。あとは、レバノンとイスラエルです。

 

 トルコから立った一人の指導者は、征服した国の総力をあげ、レバノンを倒します。すでに、イスラエルもレバノンを倒すということで、同盟国になっているかも知れません。ひとりの指導者は、最後にイスラエルの首相を殺害し、征服した国々のうちで英雄となります。

 

 こうして、その指導者は、第三次世界大戦を終わらせます。世界から集まっていた洪水のような軍勢を砕き、一掃します。中東の中で常に争っていた国々が、この指導者によって治められます。

 

 アメリカが目標としていた中東和平を、この指導者が武力で成し遂げました。彼に逆らう者は誰もいません。シーア派の勢力を倒し、イスラム教徒は、イスラム原理主義のイスラム帝国の復興を一つの目標とします。

 

 世界の人々は、中東の国々が一つとなることを、奇跡だと驚きます。中東の争いを解決し、世界に平和をもたらすカリスマ的指導者を称賛します。

 

 世界の国々の国民は、彼の力を認めます。この指導者は、中東のみならず、世界の国々に向かって演説をします。世界中の人々がその画像を見ます。連日連夜、彼の演説は流れ続けます。

 

 中東の国々に、イスラム帝国の復興という共通のビジョンを与えて心を掴んだように、世界の人々に平和の夢を与えます。彼の演説はカリスマ的です。第二次世界大戦で立ったヒトラーようです。皆の心をなびかせます。皆の心に希望の灯をともします。

 

 争いの無い世界、平和な世界、国境の無いひとつの国、民族や貧富の差の無い豊かで安全な世界。彼の描く世界は理想郷のようでした。世界の国々は、彼に期待をかけます。

 

 イスラエルも、レバノンやシリアやイランの攻撃に脅かされることは無くなりました。中東に平和が来るのです。世界中は、彼の言う世界統一がとても良いことに思われました。

 

 第四の獣は、第三次世界大戦の中で不意に現れ、平和の君として世界の支持を受けて立ちます。オスマン帝国の霊によって立つ指導者です。

 

 この第四の獣は、先の第一の獣や第二の獣や第三の獣と違って、十本の角を持っています。アメリカやロシアや中国は一国の権威者でした。そして、世界を率い、また、世界を治めていたのです。一本の角でした。

 

 しかし、第四の獣には、十本の角があります。トルコ、イラク、イラン、シリア、エジプト、サウジアラビア、クウェート、ヨルダン、レバノン、イスラエルの十の国の上に立つ指導者なのです。彼は、イスラム帝国を復興させる中東の指導者です。

 

 この十の国は、神がアブラハムに与えると約束された、カナンの地の領土を持つ国々です。現在のイスラエルの国土がすべてではありません。ユダヤ人は、父祖アブラハムから相続した土地の一部分を得ているだけです。アブラハムに約束された土地は、南はエジプト、サウジアラビア、北はトルコ、東はイラク、イランにまで及んでいるのです。

 

 第四の獣は、アブラハムに与えられた約束の地に、オスマン帝国を復興させるのです。オスマン帝国の霊が姿を現します。