ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

ケンさんが見た終わりの世界

 

 大地震、武装した警察集団、町中いたる所に設置されたカメラ(防犯カメラではなく、監視カメラ)、新しい紙幣と、リバイバルと大迫害。これが、ケン・ピータース師が見た終わりに生きる人々の世界です。

 

 カメラと警察集団は、中国の強い指導者が覇権を握った時に整えられたのでしょう。世界は監視社会になっています。世界中に警察と言う名の軍事的圧力を持つ軍人のような人々が配置されており、すべての人は監視されています。

 

 また、紙幣に周波帯が付けられ、それによって誰がその紙幣を使用したか、すべて追跡記録されます。個人小切手やクレジットカードだけでなく、現金でも、その人がどこで使ったかすべて把握し、最終的にコントロールする仕組みになっています。この仕組みの計画はすでに世界で着々とすすめられているのです。

 

 大きな地震が起こりました。この地震は地球規模で起こります。この地震で何百万人もの人が命を落としました。ピータース師は、地球がぐらぐらと揺さぶられるのを見ました。地球の状態は、酔っ払いが歩いているような様子でした。

 

 地球が揺さぶられ、それによって気候が操られているかのように、この地震によって気象のパターンががらりと変わりました。冬の気象が夏に起こり、夏が冬になる。雪が降ったかと思えば、猛暑が襲う。この異常気象によって世界中が混乱に陥り、天気を予想することは、完全に不可能となります。天気予報も気象情報もまったく役に立ちません。気候全体が独自の意思を持っているかのようです。

 

 この直後、農作物は破滅、干ばつ、食料不足が地球全体に見えたのです。肥沃な農業地帯も干ばつと飢饉によって完全に破壊されました。地球規模の破壊が、全世界に及びました。かつて肥沃だった場所は砂漠と化したのです。それは、ほとんど瞬間に起こりました。誰かが手で掴んで、すべてを捻じ曲げたかのようでした。

 

 この大きな地震は、黙示録11:13の地震ではないのかと思います。これは、患難前期に活動したふたりの証人が、三年半の活動の後、反キリストに殺されて木にかけられ、そして、三日半の後、神から出たいのちの息が死んだふたりの証人のうちに入り、彼らが足で立ち上がり、天に上ったときに起こる地震です。第二の災い(イスラム帝国の樹立)の中で起こります。

 

 黙示録11:11-13に、こう書いてます。

 「しかし、三日半の後、神から出たいのちの息が、彼らに入り、彼らが足で立ち上がったので、それを見ていた人々は非常な恐怖に襲われた。そのときふたりは、天から大きな声がして、『ここに上れ』と言うのを聞いた。そこで、彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。その時、大地震が起こって、都の十分の一が倒れた。この地震のため七千人が死に、生き残った人々は、恐怖に満たされ、天の神を崇めた。」

 

 神のことばを語るふたりの証人が死んで、闇の子らは喜びます。神のことばを聞いて心が刺されて苦しむ苦しみから解放されたのです。しかし、そのとき、神の奇跡が起こります。ふたりの証人は死から甦り、天に上って行ったのです。これを見た者たちは恐怖に満たされ、天の神を崇めました。

 

 『ここに上れ』の神の声が、人々には雷として聞こえたのかもしれません。目の前で起こることに畏れを感じました。

 

 この地震が起こった頃、法的にも異様なことが起こり始めます。地方自治体の方を取り締まるのが、警察ではなく、軍警察になりました。彼らは、黒い制服に青いヘルメット(帽子?)をかぶっており、銃を持って、至る所に立っています。彼らは、住民ひとりひとりの情報をすべて知っています。

 

 世界中で起こります。とても容易に、ほぼ瞬間的に変化が起こります。平和的な戒厳法ができ、軍警察が至る所に居て、彼らはすべてを知っているのです。それは銃弾が放たれることなく体制が整い、世界中の至るところで一つの秩序によって支配されるのです。

 

 このころ、テレビで連日、反キリストの演説が流れます。世界中の人々は、これを毎日毎日、繰り返し耳にするのです。「新秩序はすべての問題の解決策となり、そして指導者は、世界平和をもたらすため、変化を打ち出さなければならない。」

 

 これは、第三の災い(反キリストが支配する世界)に突入する時です。すでに、ふたりの証人と額に神の名のある召された十四万四千人のユダヤ人は昇天しています。

 

 ふたりの証人のことばで神に立ち返ったユダヤ人や、ふたりの証人の復活を目撃し天の神を崇める人々がいます。また、十四万四千人の召されたユダヤ人の世界宣教によって目覚めたクリスチャンたちがいます。反キリストの支配する闇となった世にあって、彼らは光を求める人々です。救いを求め、神にすがる人々です。真理を求める人々です。

 

 ふたりの証人も十四万四千人のユダヤ人も去った世にあって、目覚めて悔い改め、神への信仰が建て直されたクリスチャンが、闇の支配からの救いを求める人々に密かに福音を語ります。彼らは神のことばにすがります。こうして、神は、救いに定めていた人々に光を与えられます。

 

 ふたりの証人と十四万四千人のユダヤ人の宣教によって、世界中で大リバイバルが起こっていました。地球全体で起こりました。生ける神の力を受けて、彼らが働き出した時、悪魔は激しく怒りました。彼らの活動の期間、世界秩序の指導者(反キリスト)は、それを止めることが出来ず、自分達が支配できずにいたのです。そして、彼らを収監する刑務所をいたるところで造りました。今までにないレベルの迫害が起こります。