日の丸の日本は、神の国。天皇は、国民の安寧のために祭儀を行なう神の祭司。ユダヤ教で言えば、天皇は、神に至聖所へ入ることが許された大祭司です。
神聖な場所に入ることが許されている人は、神が与えられる権威を受ける、大祭司ひとりだけです。それ以外の人が聖なる場所に入るならば、それは神を汚す行為であり、神が直ちに打たれ、その者はたちまち死んでしまいます。
神は生きておられます。本当にそのことが起こります。目に見えないけれども、確かに、神は大祭司を立て、神の権威を与えて、神に仕えるようにされているのです。
昔の日本人は知っていました。迷信で片付けられることではありません。現在の多くの日本人が笑い飛ばすかも知れませんが、過去には顕著に神が働いておられ、日本人は神を畏れていました。
神が太陽ならば、日本人は神の栄光を映し出す月のような存在でした。日本列島は、神の国だったのです。
神は、日本列島を、他の民族から守って来られました。日本に、神の特別なご計画があったのです。聖書を知らなくても、目に見えない天地万物を造られた偉大な霊なる神が神示を与え、神に仕える民を守られました。
日本神道の神々の頂点におられる神です。神の国の主権者は、神御自身です。神がことばを与え、神の霊が日本列島を巡られます。
外国の霊が入って来て、いつの間にか、外国と同じように、目に見える権威者を尊ぶようになってしまいました。この世の権力者に忖度することで、目に見えない神を感じる心が塞いでしまいました。
神を畏れる人の言葉は軽んじられ、権力者の顔色をうかがい、功名を立て、富を得ることに奮闘する人々が、権力争いを繰り返します。日本人は、日本国が神の国であることを忘れています。
日本国が神の国ならば、神が日本国に権威を持って立たれる時、名ばかりの権威者を倒されます。日本国の主権者(神)の前に立ちはだかり、神の座に自分を置く者を取り除かれます。
何故ならば、日本国の真の権威者は、神なのです。神の国の主権者は神御自身です。目に見えないからと言って、侮ってはいけません。真の主権者が日本国に立たれると、権威ある立場にありながら主権者である神を侮る者や、神の国の民(日本国民)をつまづかせる者や、神の祭儀を形骸化する者、生ける神を畏れない者たちを、厳しく罰せられます。
神が怒らないでおられると、彼らは、神が見ておられないと思って高ぶり、思いのまま悪事を働いて来ました。彼らには、悪事が悪事に思われなくなっていました。人を騙しとおせば、神をも騙しとおせると見くびっていたのです。
しかし、神はいつまでも、黙ってはおられません。悪者の悪事が満ち、もはや悔い改めることが出来ないほど悪に染まった時に、神は立ち上がられるのです。神は、容赦はされません。
悪者の悪事が放って置かれ、神が手を下されないと、神を畏れる正しい者たちが嘆き悲しみます。神は、その嘆きも知っておられます。神は、国民を騙す権威者の冒瀆を見過ごしておられたわけではありません。悪事が満ちるのを待っておられたのです。
神は、彼らを裁くことを決めておられたからです。暴虐が満ちた時、裁かれます。ノアの時代の人々も、ソドムの町の人々も、イスラエルがカナンの地を占領した時のカナンの地の住民たちもそうでした。
目には見えないけれども、神は生きておられます。世の終わりに向けて、再び、日本は神の国の務めをするのでしょう。日本国の主権者は、神です。神が立ち上がられると、日本国民は神を恐れるでしょう。
日本国が、神の国だからと言って、日本人すべてが神の国民ではありません。神の国民とそうでない者を神は分けられます。神の国民は生ける神が働かれるのを霊で捉えます。そして、霊の目が開かれ、神を畏れます。それ以外の人々は、霊が閉ざされたままで、神の国民が見ているように見ることが出来ません。
神が働かれる時、神は日本国を御自分のものとして、取り戻されます。そして、国民に隠し密かにして来た権威者たちの悪事を明るみに出されます。
神を侮って来た彼らを、神御自身が裁かれます。人手のように見えて、実は神の御手が働くのです。神が働かれるならば、誰も止めることが出来ません。
彼らは、日本国に目に見えない主権者がおられることを知って、非常な恐怖に襲われるでしょう。
権威は神が許しておられるものですが、神が働かれると、権威者が正しい道にあるか否かを明らかにされます。神の国民はそれを悟りますが、人につく人々はそれを悟らず、神の御手に敵対します。そして、権力者を保護します。
日本国で起こることが、世界中の神の教会で起こるようになるのでは、と思います。教会の主権者は、神の霊です。日本国で神の民が目覚めるように、キリスト教会で神の民が目覚めるのでしょう。
神の御霊に従う人々を起こし、神の御霊の教会の民をより分けられます。神の国の主権者である神に霊とまことをもって礼拝する者たちを、永遠の神の御国へ導かれるのです。
どんなに優れた権威者でも、神の御国に入ることが出来ません。神の主権にへりくだる権威者は、神のしもべです。神のしもべではない権威者は、神の御国から絶たれます。
神の国の主権者(神御自身)にへりくだる人々が、永遠の神の御国を受け継ぐのです。御霊の教会に属する人々は、神の国の主権者を知っています。