ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

神の子は真理を喜ぶ

 

 「森友学園」と「加計学園」、「桜を見る会」などの疑惑が浮上し、国会は紛糾しました。安倍首相が誓って発言します。

 「私や妻が関係していれば、私は首相を辞めます。国会議員も辞めます。」

 私は、(そんなこと言っちゃっていいのかなぁ。)と思いながら、テレビを観ていました。

 

 その後、安倍氏は体調を崩して、任期を待たずして、総理を辞任されました。関係者からは、疑惑にふたをしたまま逃げるのか、と怒りの声が上がりました。

 

 安倍氏は、総理を辞めた後でも、影響力の強い人でした。そして、今年七月に、奈良でお亡くなりになりました。

 

 安倍氏がご自分の口から発した誓いの言葉のとおりに、本当に総理を任期中に辞め、永遠に国会議員になることはない身の上となられました。

 

 ご本人は、最後まで明らかにされませんでしたが、目に見えない力が、「やっていない。」と主張される安倍氏自身の誓いの言葉によって、真実な答えを出されたのだと思います。

 

 奈良は、古代からの神々の地です。「神道政治連盟(神政連)」は、世界に誇る日本の伝統や文化を後世に正しく伝えることを理念とした、神社界の政治団体のようです。神政連は、日本らしさ、日本人らしさを回復し、私たちが生まれたこの国に自信と誇りを持つことができるよう、神道の精神に基づいて憲法改正などさまざまな運動に取り組んでいます。

 

 神政連の理念に賛同する超党派の国会議員連盟「神政連国会議員懇談会」の会長が安倍氏だったようです。皇室と日本文化を尊重する会の会長の安倍氏は、政治だけではなく、皇室や神道にも造詣が深い方だったようです。

 

 中曽根元総理は、秋篠宮家への皇位継承に対して、反対の意見をお持ちだったようです。また、小泉元総理は、女性・女系天皇容認の皇室典範改正に関する有識者会議を設置しました。有識者会議は、女性・女系天皇を容認し、皇位継承順位を性別に関係なく長子優先とする報告書を提出しました。しかし、秋篠宮に男の子が誕生したことでうやむやになりました。

 

 秋篠宮家の長男悠仁さまの誕生により一転して断念した際の経緯を記す公文署は存在しないそうなので、公的には女性・女系天皇容認の皇室典範改正に関する有識者会議は廃止されてはいないはずなのです。

 

 昭和天皇は生前、「浩宮(現今上天皇)の次の天皇は、浩宮の子がなるべし。礼宮(現秋篠宮)に皇位を移してはならぬ。」と言っておられたようです。

 また、昭和天皇の弟君であられる三笠宮様は、女性天皇に賛成の意見をお持ちでした。皇族の方々の間では、女性天皇は問題のないものでした。

 

 安倍氏と美智子さまとのはからいで、男の子を生むことを人工的に操作されたとの噂があります。秋篠宮家に男の子を誕生させることで、男系を守ろうとしたのです。これが真実ならば、倫理に反することです。

 

 秋篠宮は、昭和天皇の血も平成の天皇の血も引いてはいないと言われています。つまり、皇族の血統ではないのです。天皇どころか皇族の資格も持っていないということです。男の子ならば、天皇家の血筋でない人でもいいのか、ということです。

 

 過去に、そのようなこともあったようですが、結局、その人には子どもがなく、皇族の血統の男の子が養子となり、結果的に皇族の血統は守られているようです。天皇は、神が祭司として立てておられるので、神が正しい状態に回復されるのだと思います。

 

 聖書に、神から権限が与えられていないウザが、権限を越えて神の権限を侵したとき、ウザは神に打たれ、その場で死んだことが書かれています。(歴代誌Ⅰ 13:7-10)

 

 契約の箱に触れることが許された者は、神に権限が与えられた血統の者だけでした。ウザとアフヨが御していた車に載せた契約の箱(神の箱)を、牛がひっくり返しそうになるのを見て、とっさに手を伸ばして箱を押さえたのがウザです。すると、主の怒りがウザに向かって燃え上がり、彼を打ち、彼はその場で神の前に死んだのです。つまり、永遠に滅ぶ者となったのです。

 

 人間的には何気ないことですが、これは聖なる神を汚す行為でした。神は生きておられて、ただちに御自身の聖なることを示されるのです。

 

 愛子様は、天皇家の直系の血統の方ですし、ひいおばあさまに当たる香淳皇后(昭和天皇の妃)にもよく似ておられます。有識者の間では、女性天皇には反対しないが、女系になることは、男系を維持してきた天皇家の伝統を変えることになると危惧されています。

 

 しかし、一つの案を考える人々もいます。GHQによって、日本憲法・現行皇室典範施行後に、臣籍降下(皇籍離脱)した十一宮家(明治天皇の血を引く男系子孫)の男性と愛子様がご結婚されるならば、女性天皇の夫君の男性も明治天皇の血統の人であること、そして、その間に生まれる子どもは、正真正銘の天皇家の血統の人であり、男系が維持されることとなるというのです。

 

 もしも、このことが実現するならば、歴代の天皇家で最も、天皇家の血筋の濃い子どもが誕生することになります。

 

 日本神道や皇室にも力のあった安倍氏が、秋篠宮家を保護したことに対して、大きな違和感を持ちます。天皇家の血統でない秋篠宮家に男の子を誕生させて、偽りの男系を維持することに何の意味があるのでしょう。

 

 秋篠宮家に男の子を誕生させたことで、今の皇室にわざわいをもたらしました。まだ、天皇でもないのに、秋篠宮家は、43憶円とも言われる豪邸を建てました。紀子さまの母親も同じ敷地に住んでいると言われています。同じ敷地にいれば、警備費がかからないからだそうです。

 

 アメリカにいる娘は皇族離脱して平民の妻となったはずなのに、何故か国民の税金を湯水のように使っています。一国民小室家の嫁に入ったはずなのに、圭氏が皇族の婿になったような扱いです。

 

 皇室の財産は皇室内に留めておくのが、昭和天皇までの有り方でした。たとい血の繋がった子どもでも、平民に嫁がれた子に、皇室の財産を与えることはされません。皇室の財産は、国の財産だったのです。皇室は国民の上に立つ祭司の立場であって、国民を支配する王家ではないからです。皇室は国家の安寧のためにあり、国民の幸福と平和を執り成すためにあるという立場に立っておられたのです。そして、皇族は天皇家を支える立場なのです。

 

 しかし、美智子さまは、皇族離脱した平民の孫娘に多額のものを与え続けているようです。もとは、国民の税金です。昭和天皇は、国民のことを思い、洋服もお付きの者が懇願してやっと新調されるほど倹約家でした。間食も一切なされなかったようです。香淳皇后も華族のご出身でありながら、派手なことはされず、控えめに陛下に仕えられました。

 

 一方、平民出身の美智子さまと紀子さまは、洋服代を数百万数千万円と浪費します。挙句の果てに、多額の費用で家を建て、皇族離脱した一国民である娘に多額のお金(国民の税金です)を与えています。虚栄心の強いおふたりは、皇室を私物化しています。

 

 こんなことを許したのは、安倍氏です。宮内庁も平気で援助します。このことは、日本国民を不快にする害悪となっています。多くの問題が残されています。

 

 救いを求め、神の御霊に導かれる人は、真実を知って、神が憎まれるものを受け入れない勇気が必要です。日常の中で、真実を受け取る者か、真実を覆い隠してこの世に同調する者なのか、神は、しっかりと見ておられると思います。

 

 神の御霊に聞くということを習慣化しないと、まんまと道をずらされ、この世の人と同じ歩みに入ってしまいます。その先は、永遠の滅びであることを知らなければなりません。常に、試みのときに備え、真理を選ぶ訓練をしていくことが大切です。

 

 真理とは神の御思い、み旨です。神のことを思うのか、人のことを思うのかは、天と地の差があります。道を外したと思った時は、主を求め、主に悔い改めて引き戻り、主の御思いを尋ね、御霊のものを選びながら歩むことの連続で、新しい人に造り変えられて御霊に聞き従う神の子とされていくのです。

 

 神の子の歩みは、キリストの御霊によって確かなものとされます。その先にあるのは、永遠の安息の地、神の御国なのです。