ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

天皇の入れ替わり

 

 封印を破り、現在、隠されていたものが公にされています。

 伏見宮家の末裔という華頂さんという方が、「かごめかごめ」の歌詞について話しておられるのを、YouTubeで見ました。

 

 かごめかごめは、昔から、日本の子どもたちの遊びの中で歌われて来た歌です。歌詞の意味を考えることもなく、伝承されてきました。

 

  かごめ かごめ

  かごの中の鳥は

  いついつでやる

  夜明けの晩に

  鶴と亀とすべった

  うしろの正面だ~れ

 

 華頂さん曰く、「鶴と亀がすべったとは、天皇が入れ替わったことを言っている。」

 南朝の天皇と北朝の天皇が入れ替わったということのようです。

 この発言で、謎が解けました。

 

 神が、民の願いによってサウル王、そして、ダビデ王を立てられて、神の国民イスラエルは、ほかの国々のような王国となりました。

 ダビデ王の子ソロモンの治世に、ソロモンが神の神殿を建て、イスラエル王国は確立しました。

 

 かつて、神はモーセを通してイスラエルと契約を結び、神の民となったイスラエルに、神の民として守るべき律法「モーセの律法」を与えられました。

 「わたし(神)は、あなた(イスラエル)をエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主である。

 あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」(出エジプト20:2,3)から始まる『十戒』です。

 

 天地万物の創造主であられる神、すなわちイスラエルの父祖アブラハムと契約を結んだ全能の主は、御自身を「イスラエルの神」と名乗られました。

 アブラハム、イサク、ヤコブの神は、ヤコブ(イスラエル)の子孫・ユダヤ民族を御自分の民として取り分けられました。

 

 そして、全地の中から選んだユダヤ民族を「イスラエル」と呼び、イスラエルを、唯一まことの神、主に仕える「祭司の国民」として召されたのです。

 イスラエルを導くのは、イスラエルの神でした。

 

 神の神殿が完成し、アロンの子孫が祭司として仕えました。また、神の預言者が王に助言を与えました。

 イスラエル王国は、祭司と預言者と王によって治められるはずでした。イスラエル王国は、(イスラエルの)神の祭司の国なのです。

 

 しかし、ダビデ王の子ソロモン王は、父ダビデのようではありませんでした。

 神は、ソロモン王に知恵を与え、大いなる王とされました。ソロモン王の治世には、周囲の国々との間に平和がありました。

 

 神はイスラエル人に命じられました。「あなたがた(神に聖別された割礼の民イスラエル)は外国人の中にはいって行ってはならない。外国人をもあなたがたの中に入れてはならない。さもないと、彼らは必ずあなたがたの心を転じて彼らの神々に従わせる。」(列王記第一11:2)

 

 しかし、ソロモン王は、多くの外国の女を愛して妻としました。

 「ソロモンが年をとったとき、その妻たちがソロモン王の心をほかの神々のほうへ向けたので、ソロモンの心は、父ダビデの心とは違って、彼の神(イスラエルの神)、主と全く一つにはなっていなかった。

 ソロモンはシドン人の神アシュタロテと、アモン人のあの忌むべきミルコムに従った。

 こうしてソロモンは、(イスラエルの神)主の目の前に悪を行ない、父ダビデのようには、主に従い通さなかった。」(列王記第一11:4ー6)

 

 ソロモンの心はイスラエルの神、主から移り変わりました。

 主はソロモンに怒りを発せられました。ソロモンは、ほかの神々に従って行ってはならないと命じておられたのに、彼は主の命令を守らなかったからです。

 

 「それゆえ、主はソロモンに仰せられた。あなた(ソロモン王)がこのようにふるまい、わたし(イスラエルの神)が命じたわたしの契約とおきてとを守らなかったので、わたし(イスラエルの神)は王国をあなたから必ず引き裂いて、あなたの家来に与える。

 しかし、あなたの父ダビデに免じて、あなたの存命中は、そうしないが、あなたの子の手からそれを引き裂こう。

 ただし、王国全部を引き裂くのではなく、わたしのしもべ(ユダ族の)ダビデと、わたしが選んだエルサレムのために、一つの部族(最初のイスラエルの王サウルのベニヤミン族)だけをあなたの子に与えよう。」(列王記第一11:11-13)

 

 神の仰せの通り、ソロモン王が確立したイスラエル王国は、ソロモンの子レハブアム王の治世に、ユダ族とベニヤミン族の二つの部族の南の「ユダ王国」と、残りの十部族の北の「イスラエル王国」とに分裂しました。

 

 ダビデ王の孫でありソロモン王の子であるレハブアム王は、ユダヤ民族十二部族のうちの二部族を治めるユダ王国の王となり、残りの十部族はソロモン王の家来が王となりました。

 しかし、もともとのイスラエル王国の王はダビデ王ですので、「イスラエルの王」として来られるイエス・キリストはユダ族から出た方です。

 

 北イスラエル王国の王は、ユダ族から出た者ではなく、「イスラエルの王」ではありません。

 

 紀元前585年にお亡くなりになられた神武天皇は、南ユダ王国のインマヌエル王子ではないかと言われているようです。

 

 南ユダ王国の王を南朝の天皇、北イスラエル王国の王を北朝の天皇と理解するならば、ある時、南朝の天皇が北朝の天皇に入れ替わったということになります。

 

 南朝の天皇(ユダ族)は、イスラエルの王であって、日本の天皇ではないからでしょう。北朝の天皇は十部族の北イスラエル王国の王であって、日本国の天皇となっておられるのでしょう。

 

 かごめかごめの歌詞を私なりに解釈してみたいと思います。

 南朝の天皇を隠せ隠せと神の導きがあったのでしょう。公から隠されて守られたかごの中の鳥(おそらく鶴〈南朝の天皇〉)は、いつまた現われてくださるのでしょう。

 夜明け(新しくひらかれる新しい時代)の晩に、南朝の天皇と北朝の天皇が入れ替わって、北朝の天皇が天皇となられた。

 しかし、南朝の天皇(ダビデ王の系図のイスラエルの王)は、隠されていて、終わりの時代に現われる。天皇の陰に隠されて神に仕えているイスラエルの王(すなわち、終わりの時代に立つふたりの証人のうちのひとり「イスラエルのメシア」)は、その時のための使命を担っておられる、と捉えました。

 

 もし、南朝の天皇であったなら、悪しき者に狙われて、取り除かれていたのかも知れません。

 神は、終わりの時のために、「イスラエルのメシア」も「アロンのメシア」も隠して守っておられます。GHQが日本国に天皇を残してくれたのは、終わりの時の鍵を握るユダ族の南朝の天皇ではなく、北朝の天皇だったからでしょう。