第二次世界大戦中に、古神道の岡本天明に降ろされたという「日月神示」は、うしとらの金神(国常立神〈くにとこたちのかみ〉)の神示です。
日本が敗戦する事、東京が焼け野原となり、日本の地がもとの更地になる事(東京大空襲と広島、長崎の原爆をさしていたと思われます)、外国の霊によって日本人の精神はぐにゃぐにゃにされる事、しかし、日本人は復興して世界の希望となる事などの神示が「うしとらの金神(地の神々によって東北の方角〈鬼門〉に封印された国常立神〈日本国を建てた皇祖神の天照大御神ではなく、世界の基を定め常世の国を建てられる国常立神、すなわち、天照大御神よりも先におられた宇宙神〉)によって降ろされ、自動書記によって書き留められた書物です。
日月神示には、日本人に向けて、「石屋(イルミナティー〈秘密結社〉の事だと解釈されています)の仕組みがわからぬか。」と叱責し、また、石屋もひっくるめて救うという事が書かれています。おそらく、日本の精神をぐにゃぐにゃにするのはこの石屋の仕業なのでしょう。しかし、神は、悪さをして世界中を苦しめて来た悪魔礼拝者とされる彼らの中にいるユダヤ人たちをも、終りの時に日本から立つ神のしもべらによって、救う御計画だという事です。
神は、ユダヤ人を救うことを定めておられるのです。キリストのかかと(ヤコブ、すなわち、ユダヤ民族)は、アダムに罪を犯させて神から引き離すことに成功した悪魔に噛まれています。
それゆえ、ユダヤ人たちは悪魔の仕業によってキリストに敵対する者となっています。悪魔はそれらのユダヤ人たちに、キリストを憎む心を与え、キリストを否定し、キリストに敵対させます。イスラエルの神のひとり子に敵対する彼らは、悪魔礼拝者なのです。彼らは、イルミナティと呼ばれる秘密結社の中に組み込まれました。
おそらく、その組織は二ムロデの子孫によって始まり、悪魔は彼らのうちから反キリストを生み出すのかも知れません。
しかし、「ユダヤ人はすべて救われる。」と仰せられる神は、イスカリオテのユダのようにキリストを裏切る悪魔の子であるユダヤ人を除いて、すべて救われるようです。その救いは、日本から始まる世界の御救いのみわざに組み込まれているようです。
日月神示には、大和魂を救うことが書かれています。日本人ではなく、大和魂を持つ人々、すなわち、大和民族の子孫を救うことが定められているようです。それは、日本列島にだけいるのではないようです。外国の地にもいるようです。
日本列島の中にいる大和魂は、日本人の半分もいないという事で、約四割と考えます。大和魂は、日本列島に住む古の大和民族の持つ精神です。自然と調和し、いのちを慈しみ、目に見えない神を礼拝し神に愛された魂、神の愛を知っている魂です。
縄文人の血を引く人、ユダヤの血を引く人など、日本国が建国される時に神武天皇を中心に構成された大和民族の血を引く人々でしょう。
日本人の四割は、古の日本人である大和民族の子孫です。
残りの六割は、大和民族の暮らす日本列島に渡来して来たアジア系の民族の子孫です。彼らの中には、縄文人の血も、ユダヤの血も入っていません。しかし、日本列島に住む日本人です。彼らは、大和民族の国の日本列島で生活するうちに、大和魂の影響を受けて育った人々です。
神は、四割の大和民族の子孫に、先祖の血の記憶を呼び覚ましておられます。自然を愛する心、調和の心、大和魂独自の信仰(人間に教えられたのではなく、自分の霊によって神の霊に触れ、目に見えない神の存在を知り、神を畏れる信仰)を回復しておられます。
瀬織津姫が御祭神の瀧川神社(たきがわじんじゃ)の巫女舞(YouTube「光の巫女舞」)に現われる不思議な現象、また、YouTube「2024年11月2日の宝徳稲荷大社」では、火の鳥が飛ぶ不思議な現象を見る事ができます。
私たちの知っている現実の鳥でしたら、夜空に飛ぶのを肉眼で見ることはできません。夜の闇に鳥の姿が隠れてしまうからです。神は、信仰を持つ大和魂に、夜空に光の鳥の飛ぶのを見せてくださっています。夜空に飛ぶ鳥を肉眼で見ることができます。これは、自然界にいる鳥ではなく、神の霊によって現された霊的な鳥です。
神は大和魂の回復とともに、日本人に御自身の存在を現わしておられます。これは、神道で起こっています。
信仰はあっても霊の閉ざされたキリスト者たちはこれを怪しむことでしょう。神は、霊的な信仰を持って神を待ち望む人々に御自身を現わされます。
仏陀(お釈迦さん)が座禅で悟りを得たように、仏教では禅や瞑想において、何らかの霊的体験が起こっているのではないでしょうか。
残念ながらキリスト教では、霊的な体験を怪しむ傾向があります。それで、霊的な人々はつまづくのでしょう。
聖霊のバプテスマを受けている人々の多い教会の中でさえ、癒しを手かざしの「真光(まひかり)」のような異教徒のやる事で、聖霊(イエス・キリストの父であられる神)とは異なる霊の仕業であると考える人々もいます。
伝統的な不信仰のゆえに、キリスト教会では、神の不思議と奇蹟を見るのは限られた人だけのようです。
使徒行伝の記事を見ると、イエスの弟子たちは聖霊のバプテスマを受けた後、聖霊の御力によって宣教しています。悪霊追い出しと癒しと開放、また、死人まで生き返らせています。彼らの宣教の力は聖霊でした。
しかし、終わりの時が押し迫っている現在、キリスト教会の多くは、聖書のみことばによる宣教をしています。神の御子イエス・キリストを信じることのできなかったユダヤ人たちと同じです。
ユダヤ人の多くは、イエスのみわざを見て怪しみました。悪霊の仕業だと思いました。また、使徒たちの御霊による宣教を憎み、迫害しました。
ユダヤ教ナザレ派(イエス・キリストを信じるユダヤ人)は、御霊を信じないユダヤ教徒たちによって、ユダヤ教から分離させられました。
神の御子ナザレのイエスを信じる弟子たちには、御霊の宣教は神の御力であり神の栄光でした。しかし、信じないユダヤ人たちにとっては、御霊のみわざは神を冒瀆する異端なのです。
大和民族のDNAに埋め込まれた霊的能力は、目に見えない聖霊の働きを神のみわざであると信じる純真な信仰を生み出します。
彼らは、聖書のみことばによっては、満足しません。彼らの魂は生ける神を求めているのです。
日本人から起こるふたりの証人は、霊とまことによって神を知る者、真理の御霊に仕える者です。彼らは、御霊の御力によって宣教します。すると、霊の開かれた神道や真理を探る仏教の人々は、彼らの宣教(御霊の御力による宣教)によって神に立ち返るのでしょう。大和魂の人々が彼らのもとに集まるでしょう。
残りの六割の日本人は霊的なことに疎い人が多いでしょう。また、生ける神を魂で捉えるということがよくわかりません。
彼らは、聖書のみことばによって、救い主イエス・キリストを知る必要があります。彼らには、キリストの福音宣教が必要です。御霊を捉える感性がなくても、イエス・キリストの御名にすがることができます。
六割の日本人は、救われるためにキリスト教会の門を叩き、水のバプテスマを受けて、信仰告白することで守られます。
神道や仏教の人々、大和魂の人々は、「イスラエルのメシア」「アロンのメシア」の語る御霊のことばによって、永遠のいのちを得ることができます。
しかし、霊的な事がわからない人々は、救い主イエス・キリストの御名にすがって、キリストの御救いを信じる信仰を持ち続けることで、永遠のいのちを得るのです。
聖霊のバプテスマを受けている人々は、御霊の助けによって、信仰を保ち続けるための忍耐力が与えられ、御救いの希望が保たれますが、御霊を持たない人々は、イエス・キリストの御名にすがって、ただひたすらイエス・キリストの御名による御救いの信仰を握りしめ、決して手放さないことです。そういう人々は、自分の命と引き換えに、命からがら救われるのでしょう。
自分は霊的ではない、霊的な事はちんぷんかんでわからないと思う人は、御救いを得るために、キリスト教会へ行って、信仰告白して水のバプテスマを受け、聖書のみことばをたくわえましょう。
キリストの与える御救いとは、罪の赦しと、死の呪いからの解放です。
人類の多くは、御救いを受けることなく、先人たちの歩んだ道、肉体の死と死後の裁きへと進み、永遠の死(永遠の火の池)に入って行きます。
イエス・キリストの御名には、天の御国に招かれる特権があります。
イエス・キリストを主と告白し、イエス・キリストの御名にすがる者は、その特権に甘んじてはいけません。なぜならば、人類を永遠の死に追いやる悪魔が、死に引き戻そうと罠を仕掛け、あらゆる方法を使って信仰を奪い去っているからです。
四割の大和魂の人々は、きよくなることを求め、霊の目が開かれて生けるまことの神の栄光を見るでしょう。素直な彼らは、神の喜びと平安を受けて喜び楽しみ、自分を神にゆだねるでしょう。
六割の日本人は、大和魂のつもりでも、悪魔の激しい攻撃にあうと、本来の姿があらわになり、容易く信仰を手放して神により頼む者ではなくなるでしょう。
キリスト教会は、大和民族の子孫ではない日本人たちの救いの砦です。六割の日本人たちが救われるために、彼らに必要なみことばを語って、彼らの魂が真理を求めるように執り成しましょう。
御霊を受けていなくても、聖書のみことばを伝えることはできます。
そして、自分自身の魂にインパクトのあるみことば(自分自身に語られているかのように、自分の心をつかむ言霊としての聖句)をしっかりと握って手放さないでください。そのみことばを握って、イエス・キリストから目を離さず、イエス・キリストへの信仰を告白し感謝しつつ、イエス・キリストの御名にすがりましょう。