「子羊の名(罪の贖いのみわざを成し遂げて、肉に死んで、御霊によって新しく生まれる「新しい人」の新しい創造を成し遂げた、世の罪を取り除く神の子羊イエス・キリスト、すなわち、神のひとり子キリスト・イエスの名)と、子羊の父の名(子羊イエスを神の祭司の王国イスラエルに遣わされた神の子羊イエス・キリストの父、すなわち、天の神であられるイスラエルの神の名)とがしるしてあった。」(黙示録14:1)
この子羊の名と子羊の父の名、すなわち「生ける神の名」がその思いに書き記された十四万四千人の人は、神に召されたユダヤ人です。
ユダヤ民族十二部族のユダ族、ルベン族、ガド族、アセル族、ナフタリ族、マナセ族、シメオン族、レビ族、イッサカル族、ゼブルン族、ヨセフ族、ベニヤミン族の、それぞれの部族から一万二千人ずつ、「生ける神の名」すなわち、子羊の名と子羊の父の名の印が額に押された十四万四千人のユダヤ人です。
ユダ族から出たキリスト(神の御子イエス・キリスト)の出現によって、レビ族が担っていた祭司職は、キリストが担われました。
文字に仕える祭司職(レビ人)は廃棄されて、生ける御霊に仕える「とこしえの大祭司(天の聖所で仕える、祭司の油が注がれたキリスト・イエス)」の、新しい時代となりました。
レビ族は、ほかの十一部族と等しく数えられる部族となりました。ユダヤ民族の祭司としての聖別された部族ではなく、とこしえの祭司であられるキリストに仕える十二部族の一つとなったのです。
また、十二部族の中からダン部族が取り除かれています。
十二使徒の一人であったイスカリオテのユダが、イエスを裏切って、30枚の銀貨と引き換えにイエスを殺すことをうかがっていた祭司たちにイエスを売ったことで、恵みの座から落ちたように、十二人のヤコブの息子のうち、ダンの子孫は救いから落ち、聖なる国民から絶やされたようです。それゆえ、ダン族の人は、子羊の名と子羊の父の名の印を押される人の中にはいません。
悪魔の権威を受けた異邦人の「反キリスト」のように、悪魔から権威を受ける「偽預言者」は、ユダヤ民族のダン族から出るのでしょう。
そして、反キリストが、ユダヤ人たちが建てた第三神殿に立つとき、反キリストの像を造って、ユダヤ人たちに反キリストの像を拝ませるのは、ダン族の人たちでしょう。また、異邦人たちに、反キリストの刻印を押して、買ったり売ったりの経済活動と社会生活そのものを反キリストの支配下に置くのもダン部族の人たちなのでしょう。
ダン族は、悪魔礼拝者の反キリストの右腕になるのでしょう。
反キリストの像を拝まない者を殺し、また、反キリストの刻印を受けない者を殺します。
子羊の名と子羊の父の名を印された十四万四千人のユダヤ人は、イエス・キリストと、心がひとつとされます。彼らは、神の子羊イエス・キリストの御旨を成し遂げます。
神の子羊キリスト・イエスを天から遣わされた父なる神、すなわち、子羊の父の言われるままを話した神の御子イエス・キリストと同様です。
神のひとり子は、世の罪を取り除く神の子羊として、イスラエルに遣わされました。遣わされた方は、子羊の父です。すなわち、神は、わが子を罪の贖いの血を流す子羊として、イスラエルに遣わされたのです。
ユダヤ人たちは、子羊の名を知りませんでした。祭司たちに訴えられ、ユダヤ人たちに十字架につけられて罪の贖いの血を流されたのが、神のひとり子であることを知りませんでした。
世の罪を取り除くために、罪を贖う聖なる血を流した子羊は、ユダ族のダビデの町ベツレヘムで生まれ、ダビデの系図に住民登録されたナザレのイエスです。
イザヤ書53章のみことばをご自分において成就されたキリストです。
神の子羊であるイエスは言われました。
「わたし(ナザレのイエス)は、自分から話したのではありません。わたしを遣わした父御自身が、わたしが何を言い、何を話すべきかをお命じになりました。
わたし(神の御子イエス)は、父の命令が永遠のいのちであることを知っています。それゆえ、わたし(神の子羊キリスト)が話していることは、父(子羊を遣わされた、神の子羊キリストの父)がわたし(ナザレのイエス)に言われたとおり、そのままに話しているのです。」(ヨハネ12:49,50)
子羊の名を印された十四万四千人のユダヤ人もまた、子羊に言われたことをそのまま話すことでしょう。神の子羊キリスト・イエスが、何を言い、何を話すべきかを、神の子羊と心一つの忠実なしもべである十四万四千人のユダヤ人にお命じになるのでしょう。
十四万四千人のユダヤ人は、子羊の名を知るだけではありません。子羊を遣わされた子羊の父の名も知っているのです。
子羊を遣わした方を知っています。
子羊の名は、神のひとり子イエス・キリストです。
子羊の父の名は、イスラエルの神です。神の祭司の国民イスラエルに、世の罪を贖う神の子羊イエス・キリストを遣わされた、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、イスラエルの神です。
子羊の名と子羊の父の名を信じた者に、神は、天からの助け主「真理の御霊」をお与えになります。
彼らはイスラエルの王とイスラエルの神を知る人々です。救いは、ユダヤ人から出ます。また、神の御計画はイスラエルから外れることは決してありません。
イエスは言われます。
「真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、(父から聞いた神の子羊キリストが父のことばを語るのを聞いて、御霊は)聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。
御霊はわたし(キリスト)の栄光を現わします。わたし(神の子羊キリスト・イエス)のものを受けて、あなたがたに知らせるからです。」(ヨハネ16:13,14)
永遠のいのちを得させる、まことの救いは、父なる神、子なる神、聖霊の三位一体の天の神のみわざです。
父なる神は、イスラエルの神です。神は、イスラエルに遣わした人の子キリスト・イエスの父となられました。そして、死から復活する「新しい人」の父となられます。
子なる神は、神の子羊となって、ご自分のいのちを、人の子らにお与えになりました。それゆえ、父なる神は、子羊イエスに、「イスラエルの王」の主権と、聖霊のバプテスマを授けて永遠のいのちを得させる「キリスト【救世主】」の栄誉と、「とこしえのイスラエル王国」(永遠に生きる「新しい人(神の子どもたち)」の国)をお与えになりました。
聖霊なる神は、「真理の御霊」となって人の子らのうちに住み、イスラエルの王(神の子羊キリスト・イエス)を信じて、イスラエルの神(子羊の父)に聞き従う神の子どもたちに造り変えて、すべての真理に導き入れてくださいます。
「生ける神の名」すなわち、「子羊の名と子羊の父の名」を信じる者が、イスラエルに敵対することはありません。
彼らは、イスラエルの神に永遠のいのちを得させられる「神の子ども」であり、とこしえのイスラエルの王である神の子羊イエス・キリストに仕える「新しいとこしえのイスラエル王国の国民」だからです。