ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

悪しき霊に苦しめられながら日本人は整えられる

 

 聖書を知る人々は知っている、世の終わりに現れる反キリストの存在。その場合、ひとりの人を指します。

 反キリストは、神に敵対する悪魔に権威を授けられた滅びの子です。神のひとり子を憎む堕天使長の霊です。

 

 今、世界中で反ユダヤ主義、反イスラエル主義の人々の、ユダヤ人やイスラエルへの憎しみが拡大しているようです。それまで、ユダヤ人の存在やイスラエルに対して関心のなかった人々をも巻き込んで勢力を増しているようです。

 

 イエスは、弟子たちに言われました。

 「御国の福音(エルサレムから始まるキリストの罪の贖いと赦し、そして、神との和解と永遠のいのち、キリストの御霊と天の御国の良き知らせ)は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。(神は世界中の人々に御救いのチャンスを与えられます。神の御救いの手立て〈救い主イエス・キリスト〉を信じて御救いを受けるのか、信じずに滅びるのかは、福音を聞いた人々、本人の選択にゆだねられます)

 それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』(悪魔から権威を受ける反キリスト)が、聖なる所(第三神殿)に立つのを見たならば、そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。」(マタイ24:14-16)

 

 反キリストは、イスラエルを苦しめ、ユダヤ人とキリスト者たちを殺戮します。終わりの時に必ず起こることです。

 

 反キリストは、神の選びの民に敵対します。神のものを憎み、絶滅を目的とします。イスラエルは神の民であり、ユダヤ人は神の御子イエス・キリストの同胞であり兄弟であり家族です。神の御子イエス・キリストもユダヤ人もイスラエルも悪魔の敵なのです。

 

 悪魔は、終わりの日に備えて、悪魔の軍勢に力を与えて、悪魔につく滅びの子らを増し加えています。キリスト教会の中にも反キリストの霊の者たちを送りこみ、また、あらゆる国、あらゆる民族、あらゆる言語の人々の中にも潜り込ませてユダヤ人を憎ませ、また、イスラエルを訴えることが正義であると、偽りの預言者や偽りの教師を立てます。そうして、神から引き離す人道主義の運動を繰り広げています。

 

 イエスは言われます。

 「偽預言者(真理を捻じ曲げることばを、神のことばとしてもっともらしく語る預言者。神から出ていない人)が多く起こって、多くの人々を惑わします。(神の聖徒、キリストの民さえ、惑わされて救いを失うのです)」(マタイ24:11)

 

 キリスト者たちは、聖書のみことばの真理に立たなければなりません。

 「あなた(神が選ばれたアブラハムとアブラハムの子孫ユダヤ民族)を祝福する者をわたし(最後の裁きの御座につく神)は祝福し、あなた(神の選びの民アブラハムとイスラエル)を呪う者をわたし(裁き主)は呪う。(すなわち、ユダヤ人を憎む者、イスラエルを呪う者は、いのちの書から名前が消されて、永遠のいのちを失う)」(創世記12:3)

 

 なぜならば、神は、地上のすべての民族は、アブラハムの血肉の子孫ユダヤ民族によって、千年王国に招かれると定めておられるからです。

 イエス・キリストを信じていても、ユダヤ人に高ぶり、イスラエルに敵対する者は、イスラエルの王イエス・キリストの国にははいれないということです。(千年王国の都にはいることが許されず、都の中にある「いのちの木」の実を食べることはできないのです)

 

 アメリカの多くの大学キャンパスで、イスラエルについて誤った認識を持つ学生たちに真実(永遠のいのちを得させる聖書の神の真理)を語っていたチャーリー・カークさんが凶弾に倒れました。カークさんは、イスラエルを擁護し、永遠の御救いの信仰を力強く証しし、反ユダヤ主義と大胆に闘った人物です。

 イスラエルとともに立ち、神の義を行おうとする人たちを沈黙させようとする力が働く国々は、今後ますます増えるでしょう。

 

 神の道を選ぶことは、この世の霊の敵となることです。私たちが敵対するというよりは、世の方が歯向かって来るのです。

 

 日本国では、天皇家と並んで権威を主張したがる秋篠宮家がいます。神が祭司として選んで立てられた本筋の天皇家と、本物とは思えない宮家をどう判断するか、が試みとなって、日本人は神に選別されるように思っていました。

 

 美智子上皇后と秋篠宮妃の紀子さんの、雅子様、愛子様いじめは、今や国民に隠されていません。

 皇太子妃雅子様の適応障害の症状の原因はずっと隠されて来ました。愛子様が一時期登校できなかった同級生男子のいじめ問題。美智子上皇后の愛子様への執拗な嫌がらせ。

 

 しかし、これは悪いことばかりではありませんでした。神が許されたのです。神は、雅子様と愛子様を火の炉を通して、きよい神の尊い器に作り替えておられたのです。心が破れて肉が殺され、国民の痛みに寄り添う深い憐れみの心、国民を愛する母の愛を築いておられたのです。

 

 本当によく耐えられました。しかし、その忍耐に神は報いてくださり、深い洞察力と練られた品性とをかたち造られました。

 

 パウロは言います。

 「キリストによって、いま私たちの立っているこの恵み(主イエス・キリストによって神との平和を持っている平安)に信仰によって導き入れられた私たちは、神の栄光を望んで大いに喜んでいます。(神の栄光にあずかる希望〈永遠のいのちと天の御国の神の子どもとしていただく希望〉をもって喜んでいます)

 そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。

 この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」(ローマ5:3-5)

 

 神は、秋篠宮家の存在によって、天皇家の魂を磨かれました。皇室内で働く邪な霊によって、よく訓練されよく磨かれた、神の御手に納められる尊い神の器とされたのです。

 

 神に帰る光の子らは、天皇家に生きた手本を見ることができます。

 神は、愛する子らを、真実をもって悩まされ、神の慰めと神の恵みとをお与えになります。

 

 また、神は、秋篠宮家を置くことで、愛子様と神が隠しておられる南朝の天皇(世界を救うとされる「イスラエルのメシア」)とを、悪しき者たちから守っておられるのかも知れません。

 悪しき者たちは仲間ですから、秋篠宮家を攻撃することはありません。仲間を天皇の座に置く事を望んでいるのでしょう。

 もし、正しいものが皇位を継承するならば、反キリストの霊(神の御計画を破壊する悪魔)が攻撃して、継承者のいのちを狙うでしょう。しかし、皇位がなければ正しいものであっても、悪魔にとって恐怖とはならないのです。

 

 このことは、人にはわからない、神の知恵によるのかも知れません。

 神は慎重に、終わりの時に日本列島から起こす「イスラエルのメシア」を隠して整えておられるのでしょう。

 

 現在日本人は経済的な不安と苦しみを味わっていますが、このことも神の憐れみによるのかも知れません。

 この世に宝はないのです。真実な宝は、天に積まれるものです。この世に向かっていた意識に迷いを生じさせて、日本人の意識を目に見えないものへと向けさせ、終わりの日に備える時を与えてくださっているのかも知れません。

 

 よい分別と神の知識とは、痛みの伴う体験によって得られます。苦しみを通って、魂が学ぶのです。

 苦しみを通り、神に近づいた者は言います。

 「苦しみに会う前には、私はあやまちを犯しました。(神と一つ心ではありませんでした)しかし今は(苦しみを通って神の愛と真実を学んだ今の私は)、あなた(神)のことばを守ります。」(詩篇119:67)