使徒ヨハネは、神の御座の右に着座されたキリストの黙示を受けました。これは、父なる神が神の子羊イエス・キリストにお与えになったものです。
キリストは、御使いを遣わして、ヨハネに告げられました。
「ここに来なさい。大水の上にすわっている(全世界の国々の王たちの上に王座を設けている)大淫婦への裁きを見せましょう。
地の王たち(地上の権力者たち)は、この女(世界を欺く偽善者)と不品行を行ない、地に住む人々(世界中でもっとも多くいる信者たち)も、この女(キリストの名を着る偽善者)の(宗教の王座に着いて金銭・宝物を貪り、魂の救いを装って魂を食い尽くす)不品行のぶどう酒(この女が流した多くの罪のない者たちの血)に酔ったのです。」(黙示録17:1,2)
バチカンは、世界の宝物の宝庫です。神の信仰の家ではなく、物欲に満ち、肉欲に満ちたこの世の悪です。
しかし、世界の人々は、王座に着くローマ教皇に、すべての宗教の上に立って世界を統一する精神的権威を与えています。
世界で最も荘厳で、美しい光が照り輝く権威ある者とされるものが、実は偽りであるとはだれも思いません。
しかし、天の真理の光に映し出されると、隠されている罪があらわにされます。人間の目に美しく映っていた厳かな空間には、永遠に残されるものは何一つありません。
「すべてが虚偽でした。」と、目覚めた者は言うでしょう。
ローマカトリックは、バビロン帝国のネブカドネザル王が見た巨大な像の青銅のももの部分の国です。ローマ帝国は滅びましたが、神聖ローマ帝国として残っています。
神聖ローマ帝国として、バチカンの姿で残っています。世界を武力で征服するのではなく、宗教の姿で世界を征服し、国々の王に強い影響力を持っています。
中世の帝国主義は、第一次世界大戦時に、オスマン帝国の滅びとともに終焉を迎えたかのように見えますが、神聖ローマ帝国はバチカンに姿を変えて残っていました。
旧統一教会が、世界平和統一家庭連合と名前を変えて残っているのと同じことです。
名称を変更しても、やっていることに変わりはありません。
「七つの頭とは、この女(大淫婦)がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。
五人(バビロン帝国、メディア・ペルシア帝国、ギリシア帝国、ローマ帝国、神聖ローマ帝国、オスマン帝国の、七つの頭のうちの五つ〈バビロン帝国、メディア・ペルシア帝国、ギリシア帝国、ローマ帝国〉)はすでに倒れた(権威を失っている)が、ひとり(バチカンに姿を変えて残っている神聖ローマ帝国)は今おり、ほかのひとり(復興するオスマン帝国、反キリストの国を立ち上げるもの)は、まだ来ていません。しかし彼が来れば(悪魔に権威を授けられる反キリストが出現すれば)、しばらくの間とどまるはずです。(神は反キリストに三年半の主権を許しておられます。この期間は、七年の患難期のうちの、大患難期をさします)
また、昔いたが今はいない獣(オスマン帝国)について言えば、彼(オスマン帝国の復興の姿のイスラム帝国、反キリストの国)は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼(反キリスト)はついには滅びます。(天から来られるキリストと天の軍勢によって滅ぼされます)」(黙示録17:9-11)
神は、預言者ゼカリヤに、燭台の右左にある、二本のオリーブの木(千年王国で王座に着く全地の主〈イエス・キリスト〉のそばに立つ、ふたりの油注がれた者〈世の終わりに世界を救うために出現するとされている「イスラエルのメシア」と「アロンのメシア」のふたりの証人〉)をお見せになりました。
ふたりの証人の出現時に起こることを、神は、ゼカリヤにお見せになりました。
「私(ゼカリヤ)と話していた御使いが出て来て、私に言った。
『目を上げて、この出て行く物が何かを見よ。』
私(ゼカリヤ)が、『それは何ですか。』と尋ねると、彼(御使い)は言った。『これは、出て行くエパ枡だ。』そして言った。『これは、全地にある彼らの罪(反キリストの罪、反ユダヤの罪、反イスラエルの罪)だ。
見よ。鉛のふたが持ち上げられ、エパ枡の中にひとりの女(イスラム)がすわっていた。
彼(御使い)は、『これは罪悪だ。(神に赦されない罪だ)』と言って、その女をエパ枡の中に閉じ込め、その口の上に鉛の重しをかぶせた。
それから、私(ゼカリヤ)が目を上げて見ると、なんと、ふたりの女が出て来た。その翼は風をはらんでいた。彼女たち(神から出ているユダヤ教の御使いと、神に認められるキリスト教の御使い)には、こうのとりの翼のような翼があり、(真実なまことの信仰を与えて御霊の子どもたちを生む御使いの)彼女たちは、あのエパ枡(イスラム教のモスク)を地と天との間に持ち上げた。(エルサレムの神殿の丘から運んだ)
そこで私(ゼカリヤ)は、私と話していた御使いに尋ねた。『あの者たちは、エパ桝(神殿の丘に建つアルアクサーモスク)をどこへ持って行くのですか。』
彼(御使い)は私に言った。『シヌアルの地(世界最初の権力者二ムロデがバベルの塔を築き始めた場所、バビロン)で、あの女(イスラエルの神の神殿のあった場所、エルサレムの神殿の丘に建っていた、反ユダヤ、反イスラエル、反キリストの罪を犯す罪深いモスク)のために神殿(反キリストの国の神殿)を建てる。それが整うと、そこの台(新しく築かれる都)の上に安置するためだ。』」(ゼカリヤ5:5-11)
神は、反キリストの心を動かし、エルサレムの神殿の丘にあるアルアクサーモスクを、神のしもべであるユダヤ教徒とキリスト教徒たちによって、神殿の丘からバベルの塔のあった地に移転されると思われます。
反キリストは、ティグリス川、ユーフラテス川の間のシヌアルの地に、反キリストの国の都を築くと、そこに、アルアクサーモスクを移すようです。
そして、アルアクサーモスクの跡地に、ユダヤ人の第三神殿を建てさせるのでしょう。しかし、それは、イスラエルの神の神殿ではなく、イスラム教とユダヤ教とキリスト教の共通の父アブラハムの神の神殿を建てるという名目ではないでしょうか。アブラハムは、ユダヤ人にとってもアラブ人にとっても父であり、また、キリスト教徒の信仰の父なのです。
アブラハムが聞き従い、契約を結んだ神、全能の神、主の神殿を建てるのでしょう。
ユダヤ人たちは、この神の神殿に、聖書の預言の第三神殿建築の成就を見て、喜ぶことでしょう。
しかし、神殿が完成すると、反キリストは、ユダヤ人や残っているキリスト者や神の聖徒たちを憎み、迫害し殺戮します。
反キリストは、世界中の王たちの心を反キリストに向けて、反キリストが世界の覇権を握るために協力したローマ教皇とバチカンを焼き払います。
こうして、バチカンとして地上に残っていた神聖ローマ帝国は滅ぼされます。オスマン帝国を復興させた反キリストによって、中東の十の国の王たちとともに滅ぼします。
「海から一匹の獣(反キリスト)が上って来た。これには十本の角(中東の十の国)と七つの頭(七つの帝国の権威)とがあった。その角には十の冠があり(中東の十の国の王たちは、反キリストに権威を与えて、復興したオスマン帝国〈イスラム帝国〉の主権者とし、反キリストは覇者となった)、その頭には神を汚す名があった。
私(ヨハネ)が見たその獣(神がイスラエルにお与えになったカナン全土、すなわち、中東の十の国に主権を持つ反キリスト)は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。(中東の国〈おそらく、トルコ〉から出、国を持たない民族から出現する反キリストは、悪魔礼拝者であり、強い七つの帝国の特徴を全部併せ持つ者、また、四つの獣の特徴を併せ持つ、非常に強い指導者です)
竜(サタン)はこの獣(反キリスト)に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。(反キリストの持つ権威は、悪魔が与える権威です。人間の心はありません。悪魔そのものです。人間のからだを持つ悪魔です)」(黙示録13:1,2)
神は、大淫婦(バチカン、カトリック)を憎んでおられます。ユダヤ人の血に飢え、ユダヤ人たちを迫害し殺戮した彼らの罪の復讐をされます。
また、神の御霊を欺き、キリストの民に偽りを教え、いのちの道を死の道に変えた彼らの罪を裁かれます。ユダヤ人を退けてキリスト者を神の契約の民の座に置いて、反ユダヤの思想を植え付け、置換神学を蔓延させました。反キリストに協力する彼らは、反キリストの仲間です。キリストのものではありません。
神は、エパ枡の女(イスラム、モスク)を、害毒と仰せられます。
彼らは、自分たちの欲望のまま進み、ユダヤ人を憎み、イスラエルに敵対し、世界で最初の権力者二ムロデが完成できなかった、バベルの塔(神に反逆し、自分が神になろうとする悪魔の国)を、シヌアルの地に完成させます。
神は、この二つの勢力を滅ぼされます。
イエス・キリストの名を呼ぶ大淫婦は、反キリストの勢力によって焼き滅ぼされます。
ユダヤ人を憎みイスラエルに敵対するエパますの女は、人手によらず、天から来られるキリストによって、滅ぼされます。
聖書には、大淫婦とエパ枡の女のことが預言されています。