神は御使いたちに命じられました。
「神の御使いはみな、彼(「人の子」として地上に遣わされた神のひとり子)を拝め。」(へブル1:6)
神は、御子(人の子となられた神の御子イエス・キリスト)については、こう言われます。
「神よ。あなたの御座は世々限りなく、あなたの御国の杖こそ、まっすぐな杖です。(キリストを地上に遣わされた天の神の御座は永遠のものであり、天の神の主権はとこしえです。神の羊たちを正しい道に導く羊飼いの杖(神の御子イエス・キリストの御教え)は、正しい杖です。曲がった道には導かれません。御国へと導く真理の杖です。)
あなたは義を愛し、不正を憎まれます。(神は、神の秩序をとこしえに打ち立てられます。神のように善悪を知る者となってキリストよりも高い者となろうとする「善悪を知る知識の木の実」を食べる不正な者たちを憎まれます)
それゆえ、神よ。あなたの神(父なる神)は、あふれるばかりの喜びの油を、あなたとともに立つ者にまして、あなたに注ぎなさいました。(天において神のひとり子とともに神に仕えていた御使いたちにまさって、神は「人の子」となられた神のひとり子に、天の御国を相続するのにふさわしい者として、喜びの油を注ぎなさいました)」(へブル1:8,9)
人の子の姿となって、処女から生まれた神のひとり子イエスに、神は、こう仰せられました。
「あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ。」(へブル1:5)
人の子イエスは、十字架につけられて、罪の贖いの血である神の子羊イエスの血を流されました。
人の子としてイスラエル(神の祭司の国民)に来られた神のひとり子(神の子羊イエス)は、一度死んで墓にはいられました。しかし、神は、聖霊によって、死から甦らせられたのです。イエスは、一度死んでも死から生まれた御霊の子、新しい人(第二のアダム)として生まれました。
人の子イエスは、父なる神に信頼していました。それゆえ、十字架の死まで従われたのです。
イスラエルの父アブラハムが彼のひとり子イサクをささげた時、彼は、神には人(イサク)を死者の中から甦らせることもできる、と考えました。
すでに成人していたイサクは、父の信仰を見て、父の神に従順に従い、祭壇の上のたきぎの上に横たわりました。
「人の子」イエスもまた、父なる神に信頼して、十字架の死にご自分をささげられました。
アブラハムのひとり子イサクのために、神は、角をやぶにひっかけている一頭の雄羊を用意されました。神は、アブラハムの信仰をご覧になられたのです。
それでアブラハムは、死者の中からイサクを取り戻しました。イサクのいのちは神が守られました。主の山の上には備えがありました。
しかし、神は、神のひとり子、すなわち、人の子となられた神の御子イエスのためには、雄羊を備えられませんでした。神は、神の御子イエス自身を、神の子羊として屠られました。
イサクが、神の用意された雄羊によっていのちを取り戻すことができたように、人類は、神の用意された神の子羊(神の御子イエス・キリスト)によっていのちを取り戻すことができるように、神はされたのです。
十字架で死んだ神の子羊イエスは、聖霊によって永遠のいのちを得て甦り、御霊のからだで生まれたキリスト・イエスとなられました。
天に帰り、御座におられる方の御前に立つと、父なる神から、聖霊のバプテスマを授けるキリストの権威をお受けになりました。
神は、こう仰せられます。
「わたし(天の神、父なる神)は彼(死から甦った人の子、聖霊によって新しく生まれた(新生した)御霊の子【第二のアダムキリスト】)の父となり、彼(御霊によって生まれた第二のアダム、永遠のいのちを得る新しい人)はわたしの子(神の子ども)となる。」(へブル1:5)
神の御子イエス・キリストは、御霊によって新しく生まれる新しい人(神の子ども)たちの長子となられました。
そして、御座におられる方(とこしえの神、いのちの根源であられる生けるまことの神)は、キリストに、主権(天においても、地においても、いっさいの主権、すなわち、裁きの権威)と光栄(肉なる人の子の罪を贖う血の栄光と、人の子らに聖霊のバプテスマを授けるキリストの権威)と国(天の御国)とを与えられました。
天の秩序は、御使いもキリストを拝むように、です。
キリストがとこしえの主権を持つ方であり、天の御国の相続人だからです。
神がお定めになられました。
これが、天の秩序です。
神は、神のひとり子に、主権を相続させられます。
かつて、この秩序を乱した天使長と天使たちは、天から追放されました。
神は、今ある天と地とを滅ぼされると、新しい天と新しい地とを、悪魔に勝利したキリストと、キリストの国の国民にお与えになります。
その新しい天と新しい地には、もはや秩序の乱れはありません。
地の秩序は、神が契約を結ばれたアブラハムにあります。
神は、アブラハムを選び、仰せられました。
「あなたを祝福する者をわたし(主)は祝福し、あなたを呪う者をわたしは呪う。(全能の神、主は、アブラハムを祝福する者を祝福し、アブラハムを呪う者を裁く裁き主なのです)
地上のすべての民族は、あなた(アブラハムの身から出たアブラハムの子孫〈アブラハムと妻サラのひとり子イサクの子孫〉)によって祝福される。(神は、アブラハムの子孫から生まれる神の御子キリストにより、罪の贖いと聖霊【永遠のいのち】による新しい創造を、御計画しておられたのです)」(創世記12:3)
地の秩序は、アブラハムの子孫にあります。
アブラハムの契約を相続したアブラハムのひとり子イサクは、その子ヤコブを祝福して言いました。
「おまえ(ヤコブ)を呪う者は呪われ、、おまえを祝福する者は祝福されるように。」(創世記27:29)
神は、ヤコブの子孫に神の御子キリストを生むことを御計画しておられたのです。
地の秩序は、イスラエルとともにあります。
目の開かれたバラムは、「神が呪わない者(イスラエル)を、どうして呪えようか。主が滅びを宣言されない者(ユダヤ民族)に、どうして滅びを宣言できようか。」(民数記23:8)と言いました。
そして、こう宣言しました。
「あなた(イスラエル)を祝福する者は(主に)祝福され、あなたを呪う者は(主に)呪われる。」(民数記24:9)
ユダヤ民族は、神の御子キリストを遣わす国民として、神がお選びになった民族であり、また、イスラエルは、神が王の油を注いだ神の御子キリストにお与えになった国なのです。
アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、イスラエルの神、主は、ユダヤ人を祝福する者、イスラエルを祝福する者たちを千年王国に招かれます。そして、ユダヤ人を呪う者、イスラエルを呪う者たちの名前を「いのちの書」から消されます。
千年王国を治める王の王は、天から来られる神の子羊キリストです。
神の子羊キリストは、アブラハムの子孫であり、ヤコブの子孫であり、イスラエルの王であり、人としてはユダヤ人として来られた神のひとり子です。
神が神の子羊イエス・キリストにお与えになった御国は永遠の国です。
キリストが治める千年王国では、国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方(父なる神)の聖徒である民(御霊によって新しく生まれた民、七つの御霊の教会)に与えられます。
「すべての主権は彼ら(御霊の教会、永遠のいのちを得る新しい人たち。キリストの国民)に仕え、服従する。」(ダニエル7:27)
地の秩序を守る者(ユダヤ民族を祝福し、イスラエルを祝福する者)は、千年王国に招かれます。都にいのちの木のあるキリストの国です。
天の秩序を守る者(神の子羊イエス・キリストの主権に仕え、服従する者)は、永遠のいのちを得て天の御国にはいり、新しい天と新しい地に住まいます。神の子どもとされた彼らには、新しい天と新しい地に住まいが用意されているのです。
地の秩序を守れない者、天の秩序を守れない者は、「いのちの書」に名前がありません。
神の裁きを受けて、地の穴に永遠に閉じ込められるのです。