ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

真理の御霊が造る神の教会

 

 「『ここへ来なさい。小羊の妻である花嫁を見せてあげよう。』

 この天使が、"霊"に満たされた私(使徒ヨハネ)を大きな高い山に連れて行き、聖なる都エルサレムが神のもとを離れて、天から下って来るのを見せた。都は神の栄光に輝いていた。その輝きは、最高の宝石のようであり、透き通った碧玉のようであった。

 都には、高い大きな城壁と十二の門があり、それらの門には十二人の天使がいて、名が刻みつけてあった。イスラエルの子らの十二部族の名であった。東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。都の城壁には十二の土台があって、それには小羊の十二使徒の十二の名が刻みつけてあった。

 私(ヨハネ)に語りかけた天使は、都とその門と城壁とを測るために、金の物差しを持っていた。この都は四角い形で、長さと幅が同じであった。

 天使が物差しで都を測ると、一万二千スタディオンあった。長さも幅も高さも同じである。」(共同訳黙示録21:9-16)

 

 「聖書」の最後の書簡である「ヨハネの黙示録」には、神の御座の右に着座しておられる神の子羊イエス・キリストが、父なる神から受けた黙示を、御使いを遣わして、使徒ヨハネにお告げになられたその内容が、ヨハネによって記録されています。

 

 これから、起こることが記録されました。

 「まことに、神である主は、そのはかりごとを、御自分のしもべ、預言者たちに示さないでは、何事もなさらない。」(アモス3:7)

 

 旧約時代、神は、預言者たちにことばを与えて、イスラエルに警告されました。

 神は、神の御子ナザレのイエスに、イスラエルの王の油を注ぎ、天から来た神のみことばを取り次ぐ預言者の油を注ぎ、天の聖所で仕えるとこしえの大祭司の油を注がれました。

 

 神は、神の御子イエス・キリストを世に遣わすと、神の子羊イエス・キリストを預言者の第一人者とされたのです。

 旧約時代、エリヤが預言者の第一人者であったように、新約時代には、神の子羊イエス・キリストが預言者の第一人者となられました。

 旧約時代、律法がイスラエルの教師であったように、新約時代には、キリストの御霊が神の民の教師となられるのです。

 

 旧約時代のモーセとエリヤが、新約時代の神の御子イエスと会見すると、時代は、イスラエルの神の御救いから、神の御子イエス・キリストによる、生けるまことの神、いのちの根源であり全地を覆う「全能の神、主」の御救いの時に、移行しました。

 

 ユダヤ民族との契約であるモーセの律法と、エリヤを代表とする預言者たちの預言、また、ユダ族から出たダビデ王の詩篇とは、神の御子イエス・キリストにあって、ことごとく成就します。

 

 神の子羊イエスの十字架は、旧約の終わりと、新約の始まりとを示しました。

 神は、そのしるしとして、神の子羊イエスが十字架上で息を引き取ると、地は大きく揺れ動き、神殿の幕は上から下まで真二つに裂けました。

 レビ族の大祭司の時代は完成しました。

 キリストが、天のまことの聖所の「とこしえの大祭司」となられ、地では聖霊【キリストの御霊、すなわち、真理の御霊】が祭司の務めを担います。

 

 神は、神の御子キリストに従う民に、真理の御霊を下されます。真理の御霊を受ける人たちは、聖霊の器となって、祭司の務めを担うのです。

 

 キリストの十字架は、神の契約を持つ割礼の民ユダヤ人と無割礼の異邦人との隔ての壁を打ち壊しました。

 神の御救いは、イスラエルの垣根を超えて、全世界に住む人類、すなわち、あらゆる民族、あらゆる国民、あらゆる国語の人々に及ぶこととなりました。

 

 死から甦った神の子羊イエスは、天に上り、聖霊のバプテスマを授けるキリストの権威を受けられました。神の子羊イエスは、父なる神、すなわち、御座におられる方から、主権と光栄と国をお受けになったのです。

 

 主権は、天においても地においても、神の子羊イエス・キリストのものとされました。キリストの御霊が地上で繋ぐなら、天においても繋がれており、キリストの御霊が地上で解くなら、それは天でも解かれています。

 

 ヨハネは、キリストの御霊により、来るべき新しいイスラエル王国の啓示を受けました。

 キリストが王となって治められる千年王国です。

 新しい天と新しい地。

 聖なる都、新しいエルサレムが神のもとを離れて、天から下って来ました。最高級の宝石のような、透き通った碧玉のような純粋な輝きを放っています。

 私は、このキリストの御住まいのエルサレムは、小羊の婚宴に招かれた殉教者たち、また、携挙された魂たちだと思っています。

 死から復活した神の子羊イエス・キリストにふさわしい花嫁です。

 

 ヨハネは、これらの信仰に勝利した殉教者たちの輝く、美しい魂の輝きを見たのでしょう。それは、キリストのからだの細胞です。一つ一つの魂ではありません。

 頭のキリストの指令に忠実に聞き従う、秩序正しいキリストのからだです。

 

 そして、その都には、十二の門がありました。アブラハムの子孫ユダヤ民族十二部族のそれぞれの名が刻まれた十二の門です。

 都の城壁には十二の土台があります。それには、小羊イエスの十二使徒の名が刻みつけてありました。

 

 とこしえのイスラエルの王(神の小羊イエス・キリスト)の都は、長さも幅も高さも同じ四角い形です。

 

 復活のキリストの住まわれる千年王国の都は、四角い形をしています。

 私は、思い出しました。三十五年以上前に見た夢を。

 歴史を感じる大きな立派な木造の教会が、大きく揺れて、一瞬に崩れ落ちました。しかし、崩壊した教会の中に、しっかりと建っている小さなまっ白な四角い建物が現れました。

 人間の手で造った伝統的な教会の中に、人知れず、人手によらずに造られていた御霊の教会があったのです。

 

 神は、世の終わりに、キリスト教会だけではなく、すべてのものに聖霊を注ぐと言われました。

 古神道の群れ、日本神道の群れ、仏教の群れ、そのほかの宗教の群れ、また、無宗教の人たちにも注がれます。

 すると、真理に飢え渇いて、真理の御霊を受ける人たちが起こされます。

 

 古神道の中に、小さなまっ白な四角い建物が、人手によらずに建てられるでしょう。

 日本神道の中にも、小さなまっ白な四角い建物が、人手によらずに建てられるでしょう。

 仏教の中にも、小さなまっ白な四角い建物が、人手によらずに建てられるでしょう。

 そのほかの宗教の中にも、小さなまっ白な四角い建物が、人手によらずに建てられるでしょう。

 無宗教の人たちのためにも、宗教ではない小さなまっ白な四角い建物が、人手によらずに建てられるでしょう。

 

 人手によらず、神の御霊によって造られた、小さなまっ白な四角い建物が、一つに組み合わされたものが、キリストの住まわれる、新しい都なのでしょう。

 それは、罪の贖いを受けて、永遠のいのちを得させられる、信仰の勝利者たちの教会です。

 

 真理の御霊は、あらゆる宗教の中に働き、また、無宗教の人たちの中に働き、永遠のいのちにふさわしい人たちを集めて、永遠のいのちの国を建て上げられるのだと思います。

 

 純真な心、神を畏れる正しい魂、愛と平和を求めるきよい魂、天の御国にふさわしい魂を、神の教会として、真理の御霊が、建て上げられるのでしょう。

 神の教会は、様々な宗教から集められた魂たちです。生けるまことの神、天地万物を造られた全能の神、主のいのちを受ける人たちです。

 

 そして、都には、イスラエルの十二部族の名が刻まれた門があり、神の家を守る城壁は、イエス・キリストの十二弟子の名の刻まれた土台があります。

 

 ユダヤ人から始まった御救いは、ユダヤ人から出た神の御子キリスト・イエスにより、ユダヤ人たちの弟子たちの殉教の血によって守られており、また、ユダヤ民族の十二部族の契約によって完成するのです。

 そして、御救いの中心には、神の御子イエス・キリストがおられ、その都には、いのちの木があります。