ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

ユダの総督

 

 神は、アブラハムの子孫ユダヤ民族と契約を結び、神に仕える神の民とされました。

 神の祭司の国民として任命を受けたイスラエルは、『聖書』をゆだねられて、全地にあって、神を知らしめる民とされたのです。

 

 神とは、天地万物を創造された全能の神、ノアの時代、大水で世を滅ぼされた主権者のことです。

 あらゆる民族、あらゆる国は、おのおのの神々を持っていますが、イスラエルの神は、全地にあって唯一の生けるまことの神です。天の御座におられる、絶対主権者です。

 

 神は、ユダヤ民族に、天地の始まりについて知らされました。

 神は、ユダヤ民族に、目に見えない神を知らされました。

 神は、ユダヤ民族に、世界を救う神のひとり子キリストを遣わされました。

 神は、ユダヤ民族に、この世の終わりに必ず起こることを知らされました。

 ユダヤ民族は、天地万物を創造された全能の神、主を知り、全地を統べ治められる神に仕える民族であり、あらゆる民族に、唯一の生けるまことの神であられる主の裁きの日を知らせ、御救いの道を教えて、神に立ち返ることを導く神の祭司として、この地上に存在しています。

 

 神は、神の祭司の国民を通して、世界の御救いを実現し、ユダヤ民族から出た神の御子イエス・キリストが統べ治める新しい平和の世を起こされます。

 神は、キリストから始まった新しい御霊の創造を地上に施して、ユダヤ民族によって世界中のあらゆる民族、あらゆる国、あらゆる国語の人たちの中から、御霊が創造される新しい人たちを起こされます。

 

 終わりの時代、神は、再び、ユダヤ民族を、神の祭司の務めに立たせられます。

 

 「王権はユダを離れず、統治者の杖はその足の間を離れることはない。

 ついにはシロに来て、国々の民はそれに従う。」(創世記49:10)

 

 シロは、ダビデがエルサレムを都とするまでの200年間以上、契約の箱を収める会見の幕屋があった所です。ダビデの子ソロモンがエルサレムに神殿を建てると、エルサレムに移されました。

 また、シロは、荒野を出たイスラエルをカナンの地に導き入れたヨシュアが、イスラエルの各部族に土地を割り当てる際の拠点でした。

 ユダヤ人の間では、シロはメシアを指すと考えられているそうです。

 

 王権はユダを離れません。

 ユダヤ民族の十二部族が、二部族と十部族に引き裂かれても、イスラエル王国の王権はユダにありました。

 そして、約二千年前、南ユダから、神の御子イエス・キリストがお生まれになりました。

 キリストは、ダビデの王座にとこしえに着座されるイスラエル王国の王です。

 神は、神の子羊イエス・キリストが治める「とこしえのイスラエル王国」を建国されます。武器が農具に打ち直される、争いのない平和な千年王国です。

 現在、この新しいとこしえのイスラエル王国建国のために、地球は生みの苦しみをしています。

 

 キリスト教がつくった作り話だと考える人もいるでしょう。

 しかし、目に見えない霊界では、次の世に向けて、着々と進んでいます。

 

 「まことに、主なる神はその定められたことをしもべなる預言者に示さずには何事もなされない。(まことに主なる神は、そのしもべである預言者にその隠れた事を示さないでは、何事もなされない)」(アモス3:7)

 

 キリストは、父なる神から与えられた黙示を、しもべヨハネにお告げになりました。

 ヨハネの黙示録には、世の終わりに関する御計画が記されています。

 

 神は、世の終わりのために、極東の島国の中に、神の働きを担う神のしもべたちを保っておられました。

 南朝の天皇の統治を北朝の天皇の統治に入れ替わったのは、神の御計画のうちにありました。

 南朝の天皇は、日本列島に、神に仕える民である大和民族をつくりました。しかし、大陸からの渡来人が増加し、大和民族の信仰に影響を受ける日本民族へとすがたを変えると、それにふさわしい北朝の天皇へと統治者は入れ替わりました。

 神は、ユダヤ民族から取り上げたイスラエルの地に、再び、ユダヤ人の国を建国することを御計画しておられました。

 二部族の南朝は、ユダヤ民族十二部族の王です。日本民族の王ではありません。彼は、イスラエルを治める者なのです。

 日本民族には、十部族の北朝の王が据えられました。

 

 隠された南朝の中に、ユダの総督がいます。

 イスラエルの王は、神の御子イエス・キリストです。イスラエルの王の民を、キリストのもとに集める、ユダの総督です。

 

 「彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。

 彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。

 人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。」(イザヤ53:2,3)

 

 終わりの時代に、日本列島から起こる、世界を救うメシアと呼ばれる人は、イエス・キリストのような人のようです。

 彼は苦しんでも、口を開かず、その目は憐れみに満ちた深い目をしています。

 彼は暴虐を行なわず、その口に欺きはないが、世の人々に憎まれます。

 

 しかし、霊の目が開かれた光の魂は、彼に従うでしょう。

 南朝の天皇の血統でありながら、栄誉を求めることもなく、自分のために何も要求しません。武道の精神を持ち、大和魂を持つ彼は、キリストの足跡を歩みます。彼は、キリストを知りませんでした。キリスト教徒ではないのです。聖書に触れたこともないのかも知れません。

 しかし、ある日、神は、彼に真理の光を照らして、すべてを悟らせます。

 御救いを求める魂は、彼の生き様を見、彼の語る和解のことばに、心のわだかまりがほどけます。

 

 日本列島に、いのちの光を宿す人々が多く起こるでしょう。日本列島に聖霊の雨が注がれるのです。

 

 闇の中から信仰と希望を得る光の魂が起き上がります。

 そして、その御救いは、日本列島から、セム族のアジアに広がり、また世界中に悔い改めと赦し、和解のみわざが広がり、救われる人たちが起こされていくでしょう。

 

 ついにシロが来て、国々の民は彼に従う。

 ユダヤ人たちの中にも、隣人との和解、神との和解が起こり、神が遣わされたイエス・キリストを心に迎え、いのちを得るのでしょう。

 ユダの総督は、十二部族の統治者です。

 神は、信仰によって生けるまことの神に立ち返り、御霊によって新しく生まれる御霊の教会を、ユダの総督によって、キリストのために備えるのでしょう。

 

 「その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家に、人間の種と家畜の種をまく。」(エレミヤ31:27)

 御救いが起こるだけではありません。

 日本列島の中にも、イスラエルの中にも、反キリストにつく悪魔の子らが起こるでしょう。

 悪魔の子らは、新しい創造を受ける御霊の子らを迫害し、苦しめるのです。

 よこしまなユダヤ人たちは、聖書を知らない日本人のことばをさげすみ、嘲るでしょう。彼らは、神が立てられたメシアを悟ることができません。

 

 神は、千年王国のキリストの王座の、右と左に立つふたりによって、また、キリストと一つ心となって世界宣教をする十四万四千人のユダヤ人によって、キリストにつく人たちを生み、信仰の勝利者たちを集められます。

 

 「あなたのみわざは偉大であり、驚くべきものです。主よ。万物の支配者である神よ。あなたの道は正しく、真実です。もろもろの民の王よ。

 主よ。だれかあなたを恐れず、御名をほめたたえない者があるでしょうか。(悪魔や悪霊どもでさえ、あなたを恐れ震えおののいています。主は、ご自分の息吹〈神のことば〉で、彼らを滅ぼされるからです)

 ただあなただけが、聖なる方です。すべての国々の民は来て、あなたの御前にひれ伏します。(キリストが治める千年王国が地上に建つのを目撃する人々は、神の真実を知り、キリストを恐れ、キリストの支配にひれ伏します)

 あなたの正しいさばきが、明らかにされたからです。(世界を治めていた権力者たちはどこへ行ったのでしょうか。神の神殿に立つ反キリストも、反キリストの像をつくってすべての人を反キリストにかしずかせた偽預言者も、キリストに滅ぼされて、永遠の火の池に投げ込まれました。生き残った人々は、目撃したのです)」(黙示録15:3,4)

 

 日本人よ。神を喜び、神をほめたたえましょう。世界を救うユダの総督は日本語を話す、日本人の中から起こるのです。彼は多言語を操る人だとも言われています。

 私たちは、霊魂をきよめて大和魂を回復させ、彼を知ることができ、ユダの総督に従う事ができるように、祈り備えましょう。