砂漠地帯が国土の60%、耕作地は国土の24%というイスラエルは乾燥地帯にあります。
一方、国土の67%が森林という島国日本の耕作地は国土の11%程度しかありません。
乾燥地帯にあるイスラエルのユダヤ人たちは、人間の知恵や努力で技術を駆使して、地を潤して、24%の耕作地を確保し、食料自給率は90%以上を達成しています。
私は次の聖書の箇所を思い浮かべます。
「主はイサクに現れて仰せられた。
『エジプトへは下るな。わたし(父アブラハムの神、主)があなた(アブラハムのひとり子イサク)に示す地に住みなさい。
あなた(イサク)はこの地に、滞在しなさい。わたしはあなたとともにいて、あなたを祝福しよう。それはわたしが、これらの国々をすべて、あなたとあなたの子孫(イサクとイサクの子孫、すなわち、イスラエル)に与えるからだ。こうして(アブラハムに相続を約束したカナンの地を、アブラハムの子孫イスラエルに与えることで)わたし(アブラハムと契約を結ぶ神である主)は、あなたの父アブラハムに誓った誓いを果たすのだ。」(創世記26:2,3)
「イサクはその地に種を蒔き、その年に百倍の収穫を見た。主が彼(神が父祖アブラハムに与えると誓われたカナンの地に住む、アブラハムの相続人であるイサク)を祝福してくださったのである。」(創世記26:12)
神の約束を信じてカナンの地に住むユダヤ人たちは、神に喜ばれ、父祖アブラハム、イサク、ヤコブの神を信じる信仰ゆえに、神はイスラエルの国土に命じて、多くの実りをみのらせて、アブラハムの子孫を祝福しておられると思います。
また、敵に囲まれるイスラエルが、自立して生きるために様々な知恵を与えておられます。
一方、水に恵まれた森林の多い日本列島は、外国からの輸入品に依存し、食料自給率は64%だそうです。
耕作地は国土の11%ほどですが、手つかずの耕作放棄地が結構あるのが現状です。
このような土地を、魂の渇く日本社会の現状になじめない若者たちが集団生活をして助け合いを体験しながら、自分たちで農作物を作っていのちの喜び、生きている実感、魂の潤いによって覚醒する場がつくられて、そのような原始的価値が見直されて、魂の正直な声を大切にして生きる喜びと心の安らぎと霊的解放を体験する大和魂の和が広がったらよいのにと思います。
乾燥地帯に住む神の民イスラエルは、先祖アブラハム、イサク、ヤコブの地にあって、先祖の土地(イスラエルの国土)への愛を育てています。
水に恵まれた日本列島に住む神の民大和民族は、渡来して大和民族を築き上げた先祖たちが据えた神々への信仰の根を残しつつ、文明開化の陰に追いやられて来ました。
神は、ユダヤ民族に御救いを約束しておられます。
大水によって滅ぼした世から、箱舟によりノアを救い出された神は、次に定められておられる「火の滅び」から救い出すために造られた神の民だからです。
神のひとり子イエス・キリストがイスラエルの地に来られたとき、イスラエルの地には、ユダ族とベニヤミン族の二部族の南ユダが住んでいました。
キリストが遣わされた時のイスラエルには、ヤコブの十二部族のうちの二部族が住んでいたのです。彼らは、バビロン捕囚から帰還したユダヤ人たちの子孫です。一説には、バビロンから帰還した南ユダのほかに、アッシリア捕囚で離散した十部族の北イスラエルの一部のユダヤ人たちも帰還した、と言われています。
アッシリアに捕囚された北イスラエルの中には、日の上る方、東に向かって進み、極東の島々に辿り着いたユダヤ人たちもいたようです。
初めは、十部族の人々が、次いで、二部族の一部のユダヤ人たちがそれぞれ、日本列島に渡来して来たと思われます。
目に見えないけれども、自然界で働く霊の存在に畏敬の念を持ち、自然崇拝する先住民である縄文人は、渡来人たちの神に仕える祭儀や生き方、その信仰の中に大いなる神の臨在を肌で感じたと思われます。
渡来人たちは、神に命じられて、この島国を神を祀る地とし、彼らの信仰によって神の民大和民族を形成したのだと思います。
大和民族を一つの民族として養い育てたのは、イスラエルの神殿で神の祭司の国民ユダヤ人たちに礼拝されていた、天地万物を創造された全能の神、主であったと思います。
大和民族には、ユダヤ民族が神から与えられていた律法ではなく、自然をめでいのちを愛し自然と調和する大和民族にふさわしく、大いなる神に抱かれて神との平和があり和を敬う大和魂が築き上げられたように思います。心の中に神を恐れる心と良心が書き記された民です。
大和魂は、自然の中を荒ぶる神を荒魂(あらみたま)と呼んで神を恐れ、神にひれ伏しました。また、収穫の恵みをくださる神を幸魂(さちみたま)、和魂(にぎみたま)と呼んでその恵みを感謝し、大いなる不思議としるしを現わされる神を奇魂(くすみたま)と呼んで、神の栄光をたたえました。
大和民族は、神の様々な御顔を知っていたのです。神とともに歩む民族でした。
神が先祖に誓われた地に住むイスラエル人は、律法に目が塞がれており、大いなる神の御顔を知りません。彼らの思いは暗くなり、文字の律法には覆いが掛けられ、生けるまことの神との霊的交わりの体験が少ないのです。
大和民族は消滅しないように守られてきました。
アメリカ大陸の先住民たちは、渡米した人々に場所を奪われました。追いやられた先住民たちは、人間が暮らすには過酷な場所で、民族の血統と信仰を守っています。
大和民族によって国造りがされて国の基盤が整えられた日本列島に、大陸からの渡来人たちが入って来ました。しかし、日本民族の中に、大和民族は生き続けています。日本民族の中に溶け込んで、かたちを失くしているのかといえば、大和民族は祭司の務めなどに従事しながら、血統が守られて来たようです。
神が大和民族を必要とされているからです。
全地を統べ治められる神は、世の終わりに御救いの働きを担う大和民族を、日本列島に残しておられました。
神の神示を受けた古神道の岡本天明が書記した『日月神示』には、大和魂を救うことが約束されています。
大和魂は、大和民族のうちに育まれた神と調和する魂です。これは、日本人だけではなく、外国人の中にもあるそうです。外国の地に渡った大和民族によって広がっているのだと思います。
日月神示によれば、日本列島にいる大和魂は、日本国民の半分もいないと言っています。この神示は、第二次世界大戦の戦時中に降ろされたものです。その時から80年以上経つ現在の日本人の中の大和民族の人口はもっと少なくなっていると思われます。日本人口の四割を割っていると思います。三割ほどかも知れません。
しかし、神の働きに、人数は関係ありません。
大和民族に神の使命があるので、華やかな世の流れの外の目立たない所に隠して、近代的な新しいことを追いかける日本民族の中にあって、素朴なままで保っておられた魂ではないかと思います。
日本列島の緑と綺麗な水と自然の豊かさの中で、神の表現を静かに捉える霊性を保って来たのでしょう。
私は、日本人に降ろされた日月神示によって、大和魂には神の御救いが約束されており、大和民族は神の御救いが約束された民族であることを知りました。
天地万物を創造された全能の神、生けるまことの神に御救いが約束されている二つの民族、すなわち、ユダヤ民族と大和民族は、一つとなって、世界の御救いのために働く時が来るのでしょう。
ユダヤ人のキリスト者はユダヤ人の人口の1%、日本人のキリスト者は日本人の人口の1%と言われています。やはり、何か縁がありますね。
大和民族が霊的に覚醒し、大和魂が神の使命を受け取るならば、日本人の救いの火種となり、日本列島の中にあるすべての宗教の中に含まれている真理が光を放ち、それぞれに分け与えられた真理の部分部分が日本人の霊性を引き上げることでしょう。神の御霊が働きやすい国となるでしょう。
そのような日本列島の中で、真理が開かれた日本のキリスト者たちは、御霊の御力によって働く新しい人となるでしょう。
聖霊とともに働く日本人のキリスト者たちの世界宣教により、世界中の人々の中に、霊的覚醒が起こって行くように思います。
大和魂は、真理を捉え、神の御霊と交わる魂へと回復し、御霊の教会を建て上げる日本人たちの霊の目や霊の耳を開き、神のいのちの道へと導くのでしょう。
これから、大和民族の魂の祈りと、キリスト者たちの御霊の祈りによって、日本列島から、とこしえの神の国の国民が目覚め、世界の御救いの働きをともに担って行くように思います。
キリスト者の生まれにくかった日本人とユダヤ人から、永遠のいのちを得る神の子どもたちの「御霊の教会」が建て上げられて行くように思います。
御霊の教会は、律法や教義や教理ではなく、ひとつの御霊によって造られる、一つの新しい国(永遠に生きる人たちのとこしえのイスラエル王国)です。
日本列島から、神とともに生きる人たちの千年王国の扉が開かれるのでしょう。