ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

キリストの国はナイル川からユーフラテス川まで

 

 神は、神に聞き従う正しい人アブラハムに、土地の相続を約束されました。

 神は、カナンの地を与えるために、アブラハムをウルの地から連れ出されたのです。

 

 主はアブラムと契約を結んで仰せられました。

 「わたしはあなたの子孫に、この地(カナンの地)を与える。

 エジプトの川から、あの大川、ユーフラテス川まで。

 ケニ人、ケナズ人、カデモニ人、ヘテ人、ぺリジ人、レファイム人、エモリ人、カナン人、ギルガシ人、エブス人を。」(創世記15:18-21)

 

 神は、アブラハムの子孫に、カナン全土を与えると仰せられました。

 

 聖書時代のイスラエルの境界線は「ダン(ゴラン高原)からベエル・シェバ(ネゲブ)まで」です。これが、イスラエルの先祖の国土でした。イスラエル王国のあった場所です。

 

 神はトルコ国内に、黙示録にある七つの教会(エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、フィラデルフィア、ラオデキア)の名前を残しておられます。

 

 黙示録を記録したヨハネは、天上におられるキリストが七つの金の燭台の真中に立っておられるのを見ました。永遠に生きられる復活のキリストの右の手の中には七つの星がありました。七つの金の燭台は七つの教会、七つの星は七つの教会の御使いたちです。

 

 キリストは、七つの教会の真中に立ち、七つの教会の御使いたちを支配する主権を持っておられます。キリストは、死とハデスの鍵を持つ主権者なのです。

 

 神の子羊イエスは、十字架に掛かり、罪の贖いの血を流すと、子羊の血を携えて、天の聖所に入られました。

 御座におられる方(全能の神、神の御子イエスを地上に遣わされた父なる神)の御前に立つと、ご自分の血で世の罪を取り除いて御救いのみわざを成し遂げた神の子羊イエスは、御父から主権と光栄と国を受け取られました。

 

 遣わされた御父の御旨を忠実に成し遂げられた神のひとり子イエス・キリストは、御父から、主権と、聖霊のバプテスマを授けるキリストの権威と、御霊によって建て上げられる七つの御霊の教会を国民とする「とこしえの国」とをお受けになりました。こうして、イエス・キリストは、とこしえの国の王となられたのです。

 

 しかし、「わたし(主)があなた(イスラエルの王キリスト)の敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。」との御父の命令に従って、キリストは、天に留まっておられます。

 

 神は、トルコの地に、七つの教会の名前の跡地を残しておられます。

 わたしは考えました。

 七つの教会は、キリストが治められる国です。御霊によって新しく生まれた新しい創造である神の子どもたちの七つの御霊の教会です。この七つの教会には永遠のいのちがあります。キリストの御霊、生かす御霊を飲む魂が集められた御霊の教会なのです。

 

 宗教ではありません。肉なる人々が集うユダヤ教やキリスト教の教会ではありません。信仰の創始者である、イエス・キリストの御霊を飲む「新しい人」たちです。

 神が、愛するひとり子のために、死から復活したキリストの御霊を与えて、肉の人から御霊の人に造り変え、神の子どもに造り変えた、キリストの弟妹たちの教会です。

 

 七つの教会の名前が、北のトルコに残されています。

 私は、このことの意味を捜しました。そして、思いました。

 このことは、反キリストの出現の場所を示し、また、永遠に残る信仰である七つの御霊の教会の魂は、反キリストに苦しめられるが、彼らの主であるキリストの勝利によって、勝利が約束されていることを信じて、真理の御霊の助けにより信仰を手放さず、信仰を保ち続けるならば、信仰の勝利者として「永遠のいのち」を得させられる、という啓示が隠されているように思ったのです。

 

 神が、アブラハムに約束された土地は、ナイル川からユーフラテス川までの広大な土地です。カナン全土が、アブラハムに約束された土地であり、アブラハムの子孫の相続地です。

 

 しかし、アブラハムの子孫イスラエルの国土は、ダンからベエルシェバまでです。

 カナン全土ではありません。

 カナン全土には、エジプト、サウジアラビア、イスラエル、パレスチナ、ヨルダン、クウェート、イラク、シリア、レバノン、トルコの十の国が含まれます。

 

 第二次世界大戦時に、六百人のユダヤ人を虐殺した悪魔の子ヒトラーが現れました。

 第三次世界大戦時には、世界中のユダヤ人とキリスト者、また、神につく光の子らを殺戮する滅びの子「反キリスト」が現れるでしょう。

 

 おそらく、トルコから現れる「反キリスト」は、イスラム教徒を装っていますが、神を恐れない悪魔礼拝者です。平和主義者を装い、世界中の人々の心をなびかせるでしょう。

 「反キリスト」に協力するのは、世界平和を謳うローマ教皇だと思われます。

 ローマ教皇は、彼が反キリストだとは思わないで、新世界秩序を打ち立てる彼を、世界を平和に導く指導者だと信じて、「反キリスト」を支持するでしょう。

 すると、ローマ・カトリック信者たちは、教皇の指示に従い、喜んで、愛と平安に満たされて「反キリスト」に従うでしょう。

 

 カトリック信者の数とイスラム教徒の数を合わせると、世界人口の半数近くになるでしょう。世界の多くの人々が反キリストを支持するのです。

 

 聖書には、「反キリスト」を十本の角の獣と表現しています。十の国の主権を持つ滅びの子と言う意味です。この十の国とは、まさしく、神がアブラハムに約束されたカナン全土をさします。

 

 南のエジプトには、三つのピラミッドとスフィンクスの像があります。

 私は、これを、ユダの獅子と呼ばれるキリストの勝利と、終わりの時代に十の国(カナン全土)を支配するサタンと、反キリストと、偽預言者の三人の敗北と滅びを現わすシンボルのように思っています。

 

 北のトルコには、黙示録の七つの教会の名前が残されています。私は、七つの御霊の教会の勝利の証のように思っています。

 

 ユダヤ人の国イスラエルは、ダンからベエルシェバまでとされていますが、ユダヤ人から出た神の御子イエス・キリストがイスラエルの王となって治める「とこしえのイスラエル王国」は、キリストの勝利のしるしが据えられたエジプトから、信仰の勝利者である七つの御霊の教会のしるしが据えられたトルコまでの、カナン全土です。

 

 ユダヤ人のだれも達成できなかった、アブラハムの契約の土地(カナン全土)を所有するのは、悪魔に勝利し、滅びの世と死に勝利した「ユダの獅子」神の御子キリスト・イエスなのです。

 

 神がアブラハムに約束されたカナン全土を相続するという土地の契約、地上のすべての民族の祝福となるという契約、また、アブラハムは多くの国民の父となりサラは国々の母となるという契約は、「ユダの獅子」神の子羊イエス・キリストによって成就します。

 聖書に書かれた預言は、神の御子イエス・キリストによって、ことごとく成就するのです。あらゆる民族、あらゆる国、あらゆる国語の人々は、主イエス・キリストによって御霊のいのち(永遠のいのち)を受けて、とこしえのイスラエルの国民に加えられます。

 

 キリストが、反キリストと偽預言者のふたりを硫黄の燃えている火の池に生きたまま投げ込み、サタンを千年の間縛って、底知れぬ穴に閉じ込めて封印すると、夜が明けます。

 千年王国がスタートします。

 

 イスラエルの王であられるキリストは、ユダヤ民族の十二部族に、それぞれの割り当て地を与えられます。キリストは、アブラハムの相続地であるカナン全土を、それぞれの部族に割り当てられるのです。

 

 「あなたがたは、この地(カナン全土)をイスラエルの部族ごとに割り当てなければならない。

 あなたがたと、あなたがたの間で子を生んだ、あなたがたの間の在留異国人(御霊によって生まれた異邦人)とは、この地を自分たちの相続地として、くじで割り当てなければならない。彼らはイスラエルの部族の中にあって、あなたがたといっしょに、くじで相続地の割り当てを受けなければならない。

 在留異国人には、その在留している部族の中で、その相続地を与えなければならない。―神である主の御告げ。―」(エゼキエル47:21-23)