ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

とこしえの神の国の国造りのために極東の島国が定められていた

 

 日本神話には、天照大神の孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)は天からやって来ました。天孫降臨です。

 ニニギノミコトの名は、「天地が豊かににぎわう神」を意味しているそうで、稲作をもたらし、三種の神器(八咫鏡〈ヤタノカガミ〉、天叢雲剣〈アメノムラクモノツルギ〉、八尺瓊勾玉〈ヤサカニノマガタマ〉という秘宝で、皇位継承の正当性を示す三つの宝物)を皇室に授けた神だそうです。

 

 ニニギノミコトのひ孫は、神倭磐礼比古命(カムヤマトイワレヒコ)と呼ばれる「神武天皇(じんむてんのう)」であり、日本を建国した初代天皇です。

 

 神武天皇は、平和な国を目指し、九州高千穂から国の中心である大和国橿原(カシハラ)を目指しました。

 古事記・日本書紀によれば、神武天皇は日向国(ヒュウガノクニ、宮崎県)から出発し、菟狭(ウサ、大分)を経て吉備(キビ、岡山)に三年滞在し、大阪、和歌山熊野とまわって上陸したようです。大和の支配者である饒速日(ニギハヤヒ)に仕えるそこに土着の長髄彦(ナガスネヒコ)と戦い苦戦しました。大和国は、実質ナガスネヒコが治めていたのです。

 

 ニギハヤヒは出雲国と決別して大和国に来て、大和国のナガスネヒコを倒し従えていました。ナガスネヒコとともにイワレヒコ(神武天皇)の侵攻に抗したニギハヤヒでしたが、イワレヒコとニギハヤヒは互いに天神の子(おそらく天の神の民であるユダヤ民族の人)であることを知ると、ニギハヤヒはナガスネヒコを説得し、応じなかったナガスネヒコを成敗して、ニギハヤヒ自身がイワレヒコに、大和国を委譲したようです。

 イワレヒコ(神武天皇)は、大和を統べ治める権威者のニギハヤヒに委譲された大和国にはいって、橿原市(かしはらし)の橿原宮で即位されました。

 

 神武天皇の東征中、和歌山熊野の豪族が行く手を阻みましたが、八咫烏(ヤタガラス、大和国の豪族)が来て先導し、大和国まで無事導き入れました。

 そして、イワレヒコは、大和の支配者ニギハヤヒに、大和国を委譲されました。

 私は、神武天皇の弓の先にとまっている金鵄(キンシ、金色のトビ)は、ニギハヤヒを現わすと考えています。金鵄(ニギハヤヒ)は、カムヤマトノイワレヒコが「神武天皇」として即位することを援けた人です。

 

 天の神は、カムヤマトイワレヒコ(神武天皇)に、神の国の国造り、すなわち、天の神に仕える神の民を国民とする「神の国」を日出国(日本列島)に造るように導かれたのでしょう。

 

 これは、世の終わりの時代に、日本列島から起こされるふたりの証人のひな型だと思います。

 カムヤマトイワレヒコは、霊的指導者となる「イスラエルのメシア」のひな型。

 ニギハヤヒは、「イスラエルのメシア」の霊的指導者としての権威を認め、世の人々に、彼が天の神から出た人(神に遣わされたメシア)であることを確かなものとするために助ける「アロンのメシア」のひな型のように思います。

 

 神武天皇の子孫は、南朝の天皇です。ニニギノミコトに、皇位継承の証しとして三種の神器を授けられた南朝の天皇です。

 現在、勾玉は東京の皇居にあり、鏡は三重県の伊勢神宮内宮にあり、剣は愛知県の熱田神宮にあるといわれています。

 皇位のしるしとして代々の天皇が伝承してきたものですが、現在は、三種の神器は、全部が天皇のもとにあるわけではなく、別々のところにあります。

 明治天皇は、御自分は北朝の天皇であって、神武天皇から受け継いでいる三種の神器を所有するのは、南朝の天皇である、と言われたそうです。

 

 本来南朝が受け継ぐ天皇の玉座は、北朝の天皇に移されているようです。(南朝が何か神を怒らせるようなことをして、神に退けられたのではないでしょうか。神御自身によってしばらくの間、北朝を天皇とされているのではないかと思います)

 

 「かごめかごめ」の歌で、夜明けの晩に鶴と亀がすべった、とあります。

 夜明けの晩、すなわち明けの明星(世界を治める平和の王、神のひとり子イエス・キリスト)が現れる直前の、闇に向かう世界において、鶴(南朝の天皇)と亀(北朝の天皇)が一致してともに、大和魂を正しい道、霊的精神的な神の国へと導くことを示唆しているようです。

 すなわち、神仏習合の信仰が目指す「弥勒の世」、新約聖書の信仰が待ち望む「千年王国」が地上に現れる前の大峠(夜明けの晩)において、神が立てられる南朝の天皇のひとりの子孫「イスラエルのメシア」が霊的指導者となって大和民族を取り戻し、大和魂たちを、永遠のいのちの神の国へと導くことを意味しているように思います。

 

 テレビで「玉置神社(たまきじんじゃ)」のことをやっていました。

 「神に呼ばれないとたどり着けない」という伝説を持つ神社です。

 玉置神社の御祭神は、宇宙神と呼ばれる国土形成の根源神である「国常立尊(クニトコタチノミコト)」です。

 私は、この国常立神に、人の子となられた神のひとり子イエス・キリストを重ねて見ていますので、この神社には興味を持っていました。

 

 本殿からさらに山頂に向かった傾斜地に、「玉石社」があり、白い玉石が敷き詰められ、地表からわずかばかりの顔をのぞかせた黒っぽい丸石が、玉置神社創建の基となった地主神で、「玉置」という神社の名の由来だそうです。

 名の由来となった玉石は、杉の根元で埋まりかけているそうです。

 

 この石は、神武天皇が大和に向かう途中で、置いた石だと、テレビで言っていました。

 聖書の記事を思い出します。

 「ヤコブは、ある所に着いたとき、ちょうど日が沈んだので、そこで一夜を明かすことにした。彼(ヤコブ)は、その所の石の一つを取り、それを枕にして、その場所で横になった。

 そのうちに、彼は夢を見た。見よ。一つのはしごが地に向けて立てられている。その頂は天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしている。

 そして、見よ。主が彼(ヤコブ)のかたわらに立っておられた。そして仰せられた。

 『わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。わたし(全能の神)はあなた(アブラハム、イサクの子孫のヤコブ)が横たわっているこの地(カナンの地)を、あなたとあなたの子孫(ヤコブの子孫はイスラエル)とに与える。

 あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西、東、北、南へと広がり、地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福される。

 見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。』

 ヤコブは眠りからさめて、『まことに主がこの所におられるのに、私はそれを知らなかった。』と言った。

 彼(ヤコブ)は恐れおののいて、また言った。『この場所は、なんとおそれおおいことだろう。こここそ神の家にほかならない。ここは天の門だ。』

 翌朝早く、ヤコブは自分が枕にした石を取り、それを石の柱として立て、その上に油をそそいだ。(聖別し、神のものとした)

 そして、その場所の名をべテル(神の家)と呼んだ。」(創世記28:11-19)

 

 日向国を出て大和に向かっていたカムヤマトイワレヒコ(神武天皇)は、ヤコブの子孫であり、ヤコブのように、この場所で神を体験したのではないかと思います。それで、記念として、丸石を置いたのでしょう。

 

 神は、カムヤマトイワレヒコが大和国にはいって天皇に即位すること、そして、天地万物を造られた生けるまことの神のために、天の神に仕える真実な神の民の国を造ることを約束されたのかもしれません。

 神は、神の霊がかたち造る大和民族と大和魂とを、神武天皇にお任せになったのでしょう。

 

 玉置神社の本殿には、中央殿に、天地開闢の初めに現われた神、国常立神。相殿(あいどの、主祭神とともに祀られる神)には、日本の国土を創世した神イザナギとイザナミをお祀りしています。

 右殿にはイザナギ・イザナミの御子神の天照大御神(アマテラスオオミカミ)、左殿には天照大御神の五世孫で初代天皇である神日本磐余彦命(カムヤマトイワレヒコ、神武天皇)をお祀りしています。

 

 この五柱の組み合わせは、私にインスピレーションを与えました。

 夜明けの晩の終わりの世に、天の神は、日本列島から、永遠のいのちの神の国(七つの御霊の教会)を建てることを、この神社に記憶されていた、と感じたのです。

 

 国常立神は、現在、富士山に鎮座しておられる、新しい霊なる国を築かれる神だと思います。霊とまことによって神を礼拝する魂を集められるのでしょう。

 イザナギとイザナミは、日本列島で培った大和民族の神。終わりの時に、大和民族を思い出させ、目覚めさせるでしょう。

 天照大御神は、目に見えない神を畏れ自然と調和し、「お天道様が見ておられる」と、いつも神を意識する大和魂を形成される神。終わりの時、目覚めた魂に光を照らされるでしょう。

 カムヤマトイワレヒコ(神武天皇)は、天の神に受け入れられる大和魂の生き方を自ら実践し、神につく魂を正しい道へと導く霊的指導者。彼が終わりの時代に現われると、大和魂たちは、彼に従い、とこしえの国にはいる者とされるのでしょう。

 

 日の上る所、日本列島から、新しい世界の扉が開くのでしょう。

 日本列島から起こるカムヤマトイワレヒコのひとりの子孫は、大和魂の希望です。そして、アジアの希望となり、世界の救いとなるようです。

 

 民族、人種、国は関係ありません。唯一まことの神に立ち返る魂、御霊によって新しい心が与えられる魂は、「イスラエルのメシア」、「アロンのメシア」、十四万四千人のユダヤ人の宣教に聞き従うでしょう。

 とこしえの神の国は、御霊が与える信仰と希望と愛を受ける魂たちです。