ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

ホピ族の預言 死海文書の預言

 

 アメリカ原住民、アメリカ・インディアンの部族の一つ、ホピ族に伝えられている、ホピ族の預言は、現代社会に密着したものであり、聖書にある終末預言と類似しています。

 

 ホピ族の預言に、次のような預言があるそうです。

 「偉大なる禊(みそぎ)の日が近づいたとき、遠い世界へ旅立っていた白い兄が欠いた石板を持って戻り、世界を清め、平和に導く」

 「白い兄は日出る国からふたりの従者を連れてやってくる。ひとりは卍と十字の紋章を持つ。もうひとりは太陽の紋章を持つ。彼らは世界が終焉を迎えるときに現れ、私たちを平和な世界へ導いてくれる。」

 

 偉大なる禊とは、聖なる神が、悪の正体を明らかにして、悪魔の勢力を打ち砕いて地球を清める、七年間の患難時代をさすと考えます。悪魔と闇の正体が露わにされ地球を邪悪から清める七年の患難時代が近づいたとき、遠い世界にいるホピ族の分かれた兄がホピ族の持つ石板のかけた部分を持ってやって来て、世界を邪悪から清め、平和に導く働きをするようです。

 

 ホピ族の人々は茶褐色の肌ですが、兄はそれよりも白い肌をしています。肌が白いと言っても白人ではないようです。ホピ族と血縁関係のある民族です。日本人の肌は茶褐色よりも白いです。朝鮮人にも中国人にもない何かホピ族との共通点が、日本人とアフリカのある部族に見つかっているそうです。

 

 白い兄は、日出る国からふたりの人とともにやって来るようです。日本は、日出る国と呼ばれる東の果ての国です。ホピ族に残っている石板に似た、欠けた石板が沖縄で発見されたようです。

 

 白い兄は、ふたりの人とともにやって来ます。ひとりは卍と十字の紋章を持っています。もうひとりは太陽の紋章を持っています。

 

 卍とは、ナチスに命狙われたユダヤ人を表すと思います。反ユダヤ主義に命がさらされて来たユダヤ人をさし、十字はイエス・キリストを主とするキリスト信者をさす、と考えました。つまり、卍と十字の紋章を持つ人を、キリストを信じるユダヤ教徒と捉えました。

 太陽は、日出るの国、日本の国旗を象徴する紋章であり、太陽の紋章を持つ人を、日本人(日本神道の教えを信じる人かもしれません)と捉えました。

 

 このふたりは、神の愛の法則の教えを説き、世界に広め、平和をもたらす働きをする人のようです。このふたりを連れて来た白い兄は、ホピ族にとって、救いをもたらす人です。

 

 発見された死海文書には、ふたりの救世主の出現することが預言されています。「アロンの救世主」と「イスラエルの救世主」と表現されているようです。救世主は、聖書を知らない東方にいる、とあり、また、殺される救世主でもあるそうです。

 

 天から遣わされた救世主は、キリスト・イエスただひとりですが、死海文書を書いたユダヤ人もホピ族もイエス・キリストが救世主であることを知らないので、世の終わりに現れるふたりの人を、救世主として捉えているようです。

 

 ホピ族の預言の「卍と十字の紋章を持つ人」と「太陽の紋章を持つ人」のふたりと、死海文書の預言の「アロンの救世主」と「イスラエルの救世主」のふたりの人は、同一人物だと考えます。

 

 「卍と十字の紋章を持つ人」と「太陽の紋章を持つ人」のどちらが、「アロンの救世主」なのか、「イスラエルの救世主」がどちらを指すのかはわかりません。

 

 日本は、聖書を知らない、東にある国です。しかし、日本の神の神示を受けて、聖書と類似する終末が語られています。

 

 2021年には、瀬織津姫穂乃子の神示を受ける日本人も現れています。その内容は、聖書の預言と類似しています。聖書を知らない民の日本人が、聖書の神に教えられているのです。

 

 ホピ族が待ち望んでいる白い兄も日本人でしょうが、その人が救世主ではないようです。白い兄が連れて来るふたりの従者こそが、聖書の黙示録にも書かれている、「ふたりの証人」なのだと理解します。彼らの終わりは、反キリストによって殺されます。

 

 世界に神はおひとりです。イエス・キリストの父であられる方です。天地万物の創造主です。ですから、神はあらゆる国々、民族に啓示を受け取る者を立てて、世界中の人々に終末の備えをさせるために語りかけておられるのでしょう。

 

 ホピ族に啓示された、紋章を持つふたりの人も、死海文書に書かれたふたりの救世主も、七年間の患難時代が近づいたときに現れる、黙示録の「ふたりの証人」であり、ひとりはユダヤ人、もうひとりは日本人だと思います。

 

 ホピ族は、白い兄が来ることによって、白い兄の連れて来るふたりの従者のメッセージを神からのものとして受け取るのでしょう。

 

 日本人もユダヤ人も、キリスト・イエスを信じる人が1%ほどしかいないと聞きますが、彼らの中には、異邦人の携挙(世界の至る所で、生きたまま天に引き上げられ地上から姿が消えるキリスト信者が起こる)の後で働く人々が多くいるのでしょう。

 

 ユダヤ人と日本人のふたりの救世主が、ゼルバベルの霊と大祭司ヨシュアの霊が与えられているふたりの証人だと思います。ゼカリヤ書3:9で、「わたしはまた、その国の不義を一日のうちに取り除く」とあるので、ふたりの証人が使命を自覚し、召命によって立つ時、日本国の覆いが取り去られて日本人が目覚め、日本人に救いのわざが起こるのでしょう。

 

 日本人の中に、ヤコブの血統の、正真正銘の血肉のユダヤ人が混在しているのでしょう。日本に原爆が二つも投下されたのは、ユダヤ人のいる国だからだと思います。彼らは自分がアブラハム、イサク、ヤコブの子孫であることを知りません。しかし、神はご存じです。