ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

荒らされた皇室

 

 神は、日本に天皇を立てられました。敗戦後、何故かアメリカは日本人の心を一つにする歴史の長い天皇を消滅させませんでした。これは、人間から出たことではありません。日本国に天皇を立てられた神が武士の時代でも帝を守り、敗戦国になっても天皇を守られたからです。神が支配しておられるのです。天皇に権威を与えられたのは神なのです。

 

 昭和天皇は、正田美智子さんを皇太子妃とすることに反対されていました。また、「浩宮(現令和の天皇)の次は、浩宮の子が天皇になるべし。礼宮(現秋篠宮)に皇位を移してはならない。」と言っておられたようです。

 

 正田美智子さんが、正式に皇太子妃に決まった時、正田美智子さんの父親は記者会見で、「平民が妃になることで、皇室の尊厳が卑しめられるのではないのかと案じています。」と言っておられました。

 

 昭和天皇は日本国と日本国民をご自分のからだのように慈しまれる国家元首でした。皇室の異変をすでに察知しておられたのでしょう。

 

 時々、私は正田美智子さんのお父様の言葉を思い出し、今の皇室の状態をご覧いただきたいと思います。「あなたが育てた狐が皇室を荒らし回っていますよ。」と心の中で言います。

 

 令和の時代に、天皇よりも、宮家が大きく取り上げられています。皇族は、天皇を守り助けるためにあるのに、今上天皇に歯向かい、天皇を敬うことなく、皇族の役目を果たしていません。

 

 国民の多くは心を痛めています。しかし、この宮家に皇位を移すために奔走する人々もいます。ここに、神の試験があります。

 

 神が望んでおられるのは何か。神に心を合わせなければ知ることができません。自分の地位名誉、財産を求める者は、神の望まないものに群がります。それは、自分自身の益のためです。

 

 神は黙って見ておられます。そして、一人一人の心を調べておられます。宮家のご子息の学校で刃物が置かれた事件がありました。先日の伊勢神宮の宮家参拝時に、沿道の民衆に向けて警察官が呼びかけた注意事項が、「押さない」「走らない」「物を投げない」でした。「ペットボトルを投げないでください」とも言われました。勿論、実際に投げられた訳ではありません。

 

 神は、国民にわかるように、発信しておられるのに、受け取ることの出来ない人は、宮家に危害を加える国民を非難します。神を信じる者、神を畏れる者は、度重なる出来事の中の神の真意を捉えなければならないのです。

 

 神の御思いを知り、神の御思いを自分の思いとする者は、神の試験を通過することができます。そして、神の国に入るための試験を一つ一つクリアして行くのです。

 

 皇室の事は、日本国民に与えられた試験です。それぞれの国で、それぞれの文化に照らし合わせた試験が用意されているのでしょう。

 

 古いしきたりに縛られた人は、神の霊のしるしを悟る事ができません。彼らは、神の御霊の教会に属さない人たちです。御霊の警告を捉えることができません。

 

 神は日本の国を良くしようとしておられるのでしょうか。それ以上に、神の子らを目覚めさせ、神の世に備えさせることを考えておられるようです。神の子らをこの世から救い出すためです。

 

 日本人は、皆がやっていることに安心します。皆の同意を受けるものが正しいことだと考えます。この世はそうでしょう。しかし、神の国は、神の御思いが正しいのです。神の御思いと一つになる者が正しいのです。

 

 この世にあって、神の御思いを持つ者は多くはありません。僅かな人かも知れません。この世の意見がまかり通り、神は嘲笑われます。しかし、神の国は、神のご主権が立ち、それを損ねる者たちは恥を見ます。この世は崩れ、神の国が堅く立つ時が来ます。

 

 少数派であっても、恐れてはなりません。それが神から出たものならば、立ち続けるのです。多数派で安定しているかに見えた者は、姿を消します。

 

 私は、皇室を荒らす狐が、自分の血統を残すために悪戦苦闘している事に気付きました。神は悪いものが入ることを許されましたが、すぐに、正しい血統を取り戻し、神が立てられた任務を負う皇室としてくださいます。

 

 人の欲望が錯綜する今の状況をご覧になって、神は、良いものと悪いものとをより分けておられるのでしょう。

 

 「天の御国は、海に降ろしてあらゆる種類の魚を集める地引き網のようなものです。網がいっぱいになると岸に引き上げ、座り込んで、良いものは器に入れ、悪いものは捨てるのです。」(マタイの福音書13:47,48)

 

 国のあり方の中に、神の網が仕掛けられているとは、驚きです。皆は、意識しないで、自分の道を選択しているのです。その選択をご覧になって、神はより分けをされます。

 

 昭和天皇に申し上げます。「ご安心ください。浩宮様は立派な天皇におなりです。また、浩宮様のお子様は健やかにお育ちです。」