ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

真理を話しているために信じない

 

 イエスは言われました。

 「あなたがたは、なぜわたしの話していることがわからないのでしょう。それは、あなたがたがわたしのことばに耳を傾けることができないからです。

 あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。

 しかし、このわたしは真理を話しているために、あなたがたはわたしを信じません。」(ヨハネ8:43-45)

 

 自分自身を義とする者にとって、自分が信じるものが真理です。神の基準は関係ありません。彼らは神の義のうちにおらず、善悪を知る木の実の知識を義とするのです。神が、「それを食べたら必ず死ぬ。」と言われた、おのれの義に立ち続ける者たちです。

 

 人の義は、神から出たものではありません。悪魔の不義の中に立っているのです。地に属するものです。神の義は、神からのものであり、天に属するものです。

 

 イエスは言われました。「あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っている。」と。

 

 イエスのことばに耳を傾けることができないのは、あなたがたの父が悪魔だから、と言われるのです。悪魔は初めから真理に立っていません。悪魔のうちには真理がないからです。悪魔は、偽り者であり、人殺しであり、偽りの父なのです。

 

 悪魔は真理を憎む者です。罪の奴隷は、イエスが真理を話しているために、イエスを憎み、イエスを信じることができません。

 

 罪を行なっている者はみな、罪の奴隷です。奴隷はいつまでも家にいるのではありません。しかし、息子はいつまでもいます。イエスは、神の御子です。神の家にいつまでもいる、神の息子です。

 

 ですから、もし神の御子イエスが罪の奴隷の縄目を討ち滅ぼし、あなたがたを自由にするなら、あなたがたは本当に自由なのです。罪の奴隷から解放されて、神の国に入ることが許されます。

 

 神から出た者は、神のことばに従います。悪魔から出た者は、悪魔の欲望に従います。神の御子イエスに聞き従わないのは、あなたがたが神から出た者ではないからです。

 

 神がもしあなたがたの父であるなら、あなたがたはイエスを愛するはずです。なぜなら、イエスは神から出て来てここにいるからです。イエスは自分でこの世に来たのではなく、神がイエスをこの世に遣わされたのです。(ヨハネ8:42)

 

 人は、真理を求めていると思っていますが、本当は真理を求めていないのです。自分が良いと思うことを肯定してくれるものや、あるいは、奴隷のように従属させるものに捕らえられてしまいます。

 

 悪魔を父とするものは、それに慣れ親しんでいるのです。彼らには、光が痛いのです。闇を愛し、闇に安らぎを持ちます。

 

 イエスは、真理を証するために生まれ、このことのために世に来られました。上から来る方は、すべてのものの上におられ、地から出る者は地に属し、地のことばを話します。天から来る方は、すべてのものの上におられます。(ヨハネ3:31)

 

 天から来られたイエスは、(天で)ご自身の見たこと、また聞いたことを証されますが、誰もその証を受け入れません。地に属す者は、天のものを受け入れることができません。神から出た者は、神のことばに聞き従います。ですから、あなたがたが聞き従わないのは、あなたがたが神から出た者でないからです。(ヨハネ8:47)

 

 「真理に属する者はみな、イエス・キリストの声に聞き従います。」(ヨハネ18:37)

 

 真理とは、唯一まことの神、天地万物を造られた全知全能の神、永遠に生きる方です。この真理を世に証されたのは、天から来られた神の御子イエスです。イエス・キリストのことばを信じる者は、真理を受け入れた者です。

 

 しかし、世の人々は、イエス・キリストのことばを信じようとはしません。この世の人が、「私がキリストだ。」と言えば信じるのです。彼らは、地から出た者のことばは信じるのです。

 

 イエス・キリストは、天のことばを話されます。神のことばを話されます。地に属する者には通じません。神を憎む悪魔から出た地に属する人々は、イエスが真理を話しているためにイエスを信じないのです。

 

 しかし、真理に属する者はみな、イエスの声に聞き従います。(ヨハネ18:37)