世界を救うメシアは、日本人から起こると、巷では言われています。
聖書の民(ユダヤ人)は、神と契約を結ぶ民族です。救いは、ユダヤ人から起こると言われています。
日本にユダヤ人が渡来したことを信じる人々が、今、表に出て来ています。今まで、タブーだった情報を握る人々が発言し始めています。一部の人のみに伝承され隠されてきた日本の歴史が解禁されたようです。(実は、神から「もう時間がないから、今まで秘められてきたものを世に出しなさい。」と命じられたようです。)
あるヘブライの専門家は、日本人の九人にひとりはユダヤ系である可能性があると言います。
また、争いがなく平和であった縄文時代の縄文人のあり方(日本人の本来のあり方)の復興の重要性を訴える人々のうち、日本人の約二割の人が縄文人の遺伝子を持っていると考えている人がいます。
そして、自然や神と和する大和魂の復興を予言する神道系の「日月神示」では、日本人の半分もいないが、日本人の中に大和魂が残されていると言います。(外国人の中にも大和魂の人がおられるようですが、ほかの国々では、その割合は日本国よりももっともっと少なくなるでしょう。神に仕える少数部族の中でしたら、多くの割合を占めることでしょう。)
ユダヤ人に関しては、神の約束があります。
「覚えよ。主の契約をとこしえに。(神の)お命じになったみことばは千代にも及ぶ。その契約はアブラハムと結んだもの、(アブラハムと妻サラのひとり子)イサクへの誓い。
主は(イサクの子)ヤコブ(すなわち、イスラエル)のためにそれをおきてとして立て(アブラハムとアブラハムの家との契約を、ヤコブの子孫ユダヤ民族との契約、イスラエル国家との揺るぎのない確かな契約としてイスラエルに律法を与え)、イスラエルに対する永遠の約束とされた。」(歴代誌16:15-17)
天地万物を創造された全知全能の神は、神を恐れる正しい人で神のことばを信じる信仰の人アブラハムと契約を結ばれ、アブラハムの子孫に世界の祝福の基となる救世主を与えることを約束されました。
神は、アブラハムの契約を受け継ぐイサクに誓い、イサクの子ヤコブの子孫と契約を結び、神の祭司の民イスラエルとされました。
神に仕える祭司の国民イスラエルは、神に遣わされた、罪の贖いの神の子羊イエスを十字架で屠り、世の罪を取り除く贖いのわざを成し遂げました。
神の子羊イエス・キリストはイスラエルに新しい契約を与えられました。
キリストは、自由を得させるために、律法(神のおきて)に縛られたイスラエルを解放してくださいました。
イエス・キリストは、(肉の)割礼の有無は大切ではないと説きました。神の用意された御救いは、割礼の民だけではなく、無割礼の異邦人にも及ぶからです。
「キリスト・イエスにあっては、割礼を受ける受けないは大事なことではなく、愛によって働く信仰だけが大事なのです。」(ガラテヤ5:6)
「(永遠のいのちを得るために)割礼を受けているか受けていないかは(ユダヤ民族の持つ契約の中にあるかどうかは)、大事なことではありません。大事なのは(御霊による)新しい創造です。(大事なのは、神の御子にある新しい契約の中にいるかどうかです。キリストが授けられる真理の御霊の中に永遠のいのちがあるからです。その真理の御霊が私たちを永遠のいのちにふさわしい者に造り変えてくださいます。新しい創造を受けた者が天の御国に入るのです。)」(ガラテヤ6:15)
イエス・キリストは、律法によって神に仕えるユダヤ民族の肉の割礼の契約を、信仰により、御霊によって神に仕える心の割礼(御霊によって新しく生まれる聖霊のしるし)の新しい契約に更新されたのです。
最初の契約は、肉なる者との契約でした。しかし、神は、天の御国に入れる者たちのために、新しくとこしえの御霊の契約を授けられました。
肉の契約は永遠ではありません。肉体の死とともに無効となります。しかし、御霊の契約は、とこしえの誓いであり、永遠のいのちです。
新しい契約をお授けになった神の御子イエス・キリストご自身が、死者の中から復活し、永遠に生きるものとなられたからです。イエス・キリストは、聖霊により永遠のいのちを受けた神の子どもの初穂であり、神の子どもたちの長子です。
イエス・キリストにあって新しい契約を結ぶ者(御霊を受ける者)は、天の御国に入る新しい創造であり、永遠のいのちを得る「とこしえのイスラエル」なのです。
イスラエル人は捕囚や離散を繰り返し、約二千年の間、諸外国の寄留者でした。その間、イスラエルの国はなかったのです。世界の各国各地に離散しました。日本にも渡来していたようです。日本の国の人々と同化してユダヤ人であることも忘れて、今に至っているのではないでしょうか。
今、世界中の文献や預言、また、伝承やスピリチュアルな人々に啓示されることばなど、どれもが、世の終わりに日本人から救世主が現われるということなのです。
日本人は、聖書と縁遠い国民です。しかし、神のお告げを受ける神道や真理を探究する仏教があります。また、聖書を信じるわずかな人々の中に、聖霊(真理の御霊)の力で聖書を理解することを大切にする人々がいます。神のみことばは文字ではなく、言霊であると信じる日本人だからです。
ホピ族の伝承では、終わりの日に、遠くに行った白い兄が卍のしるしの人と○のしるしの人のふたりを連れてやって来るとあります。白い兄は、日本人だろうと言われています。
白い兄は、キリストの血によって贖われ聖霊の器とされた新しい人(御霊によって生まれ新しく創造された人)だと思います。
卍のしるしの人は、真理を探究する仏教徒から神が終わりの日のために召しておられる人だと思います。
○のしるしの人は、天照大御神が象徴である神道から神が終わりの日のために召しておられる人だと思います。
三人とも、日本人です。日本国籍の日本人ですが、実は、本人も知らずにいたユダヤ系の人だと思います。
日本には、十二部族のそれぞれの一部が渡来していると思います。東に向かって来た人々です。
白い兄はイスラエルの長子であるエフライム族(ヨセフ族)の人、卍のしるしの人はイスラエルの王ダビデ王の系図のユダ族の人、○のしるしの人は大祭司アロンの系図のレビ族の人だと思います。
京都には、ダビデ王を祀る神社があります。
イエス・キリストがベツレヘムでお生まれになった時に、東のほうでユダヤ人の王の星を見た賢者たちが、東方からベツレヘムに来て、ユダヤ人の王としてお生まれになった幼子イエスを拝みました。
卍のしるしの人は、東方の賢者の教えを信じて守ってきた人のように思います。世を救う明けの明星(すなわち、神の子羊イエス・キリスト)を待ち望む人でしょう。
卍のしるしの人は、終わりの日にキリストの御心を成し遂げる人、死海文書にある「イスラエルのメシア」なのでしょう。第二のキリストとも言われる人です。
○のしるしの人は、アロンのように神の社で神に仕える神道から起こされる人、死海文書にある「アロンのメシア」なのでしょう。
聖霊の器であるエフライム族のユダヤ系の「白い兄」の日本人が、仏法の中にいるユダ族のユダヤ系の「イスラエルのメシア」の日本人と、神道の教えを基礎とするレビ族のユダヤ系の「アロンのメシア」の日本人とともに、十四万四千人のユダヤ人(本人はユダヤ人の自覚はないけれども、神が召しておられるユダヤ系の人々)に、生ける神の印(父の名と子羊の名)を押して、異邦人の時の完成と、ユダヤ人の時の働きのために整えるのでしょう。
すなわち、神が終わりの世に立てられる世界を救う人々は、聖書の民ではない日本人や、霊なる神に仕える世界中の十二部族の人々(聖書の教えの中にいないユダヤ系の人々)なのでしょう。
神に召された彼らが立てられる始まりは、聖霊によって生まれ、御霊の子として新しく造り変えられた御霊の人、聖霊に導かれる白い兄からスタートします。
世界を救うために召されたふたりの証人、また十四万四千人のユダヤ人は、聖書の民からではなく、隠された契約の民(ユダヤ系の人々)から起こるのでしょう。
救うのは、キリストが世に授けられたもうひとりの助け主「真理の御霊」によるのだからです。
彼らは、世界の人々に永遠のいのちを得させるために、御霊の力によって働く人々です。