ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

熊のような足 獅子のような口の豹に似た獣

 

 ヨハネの黙示録13:2に、終わりの時代に現れる第四の獣のことが書かれています。

 「私の見た獣は、豹に似ており、足は熊の足のようで、口は獅子の足のようであった。龍はこの獣に、自分の力と位と大きな権威を与えた。」

 

 豹は、第三の獣。全体主義を実行して世界の覇権を握る中国共産党の国であり、中国の強い指導者を現します。

 熊は、第二の獣。強い軍事力で、情け容赦なく征服し、国々を手中に収める恐ろしいロシアとその指導者を現します。

 獅子は、第一の獣。人間の心を喜ばせる人道的平和を謳い、世界の警察の働きをするアメリカを現します。

 

 第四の獣は、なんと、第一の獣と第二の獣と第三の獣のすべてを併せ持つ、恐ろしい獣です。誰も彼から逃れることは出来ません。

 

 カリスマ的メッセンジャーです。彼のことばは滑らかで、親しみやすく、とても良いことに思われます。世界の誰もが平和を願う世に、平和を打ち立てる唯一の平和主義の指導者です。戦争が起こり、世界の国々が破壊され、多くの人々が死に、地獄のような生きた心地のしない世界に現れた、希望の光です。

 

 国々は弱くなり、指導者達も悪戦苦闘し、方向性が失われ不安定な世です。何を信じたらよいのか、何にすがったらよいのかもわかりません。経済は崩壊し、食料はなく、住まいを失った者も多くいます。保障のない先の見えない世界です。人々は、強い指導者を求めています。国も国民もバラバラです。先が見える安心が欲しいのです。

 

 そんな世に現れた彼の演説は、国々の指導者達の語ることの出来ない内容でした。すでに、第三の獣の中国共産党の指導者によって、全体と統治する体制は出来ていました。彼は、貨幣も国境も無くして、国や民族による戦争を止め、世界が一つの国となって、民族の格差のない、人間の基本的生活(衣食住)が保障される世界を目指すのです。世界統一を目指し、新秩序を立てることを常に世界に向けて発信していました。

 

 すべての国は平和を求めています。人間らしい生活を取り戻すことを、どの国の国民もどの民族の人も望んでいます。彼のメッセージは、国々の国民に希望を与えました。どの国の人々も、自国にしがみつく人はいません。国境がなくなり領土を失う事も国がなくなる事も問題ではありません。平和な世を望んでいました。

 

 彼の獅子のような口は、勝利を得ます。人々の心を掴み、国々を手中に収めます。すべての国々がなびき、逆らう者は誰もいません。

 

 彼は恐ろしく強い指導者でした。第三次世界大戦の中で、中東問題のイラク、イラン、シリアを倒し、イスラム内のシーア派とムンニ派との争いを鎮圧するように働く強い指導者です。中東の平和が世界の平和と安全と安定の鍵です。彼の統率力と軍事力は、人間業ではありません。悪魔が自分の力を彼に与えているのです。

 

 軍隊を率いる強い指導力を持つ、熊のような足は、勝利を得ます。彼は、中東の平和を実現するのです。アメリカが中東和平を目指して、交渉し心砕いて来たが実現しなかったことを、彼は、軍事力と巧言で解決します。

 

 彼は、第三の獣の中国共産党の指導者のように、国々を監視して、全体を管理します。国境の無い世界、一つの国、新世界統一秩序をつくるのです。神紙幣もコインもなくなり、デジタル通貨となります。

 

 中国共産党の指導者が成し遂げることが出来なかった、世界の国々を政治的一致で一つの国とします。また、宗教の共存を保障します。かつてのオスマン帝国が異教徒に寛容であり、信仰・言語の自由が認められており、他民族・他宗教の平和共存が実現していたように、イスラム教徒もユダヤ教徒もキリスト教徒も争いなく、共生する世界となります。

 

 豹に似た獣は、勝利を得ます。世界平和を実現する世界統一秩序を具現化し、新時代を目指します。

 

 ダニエル書11:21に、第四に現れる豹に似た獣のことが書かれています。

 「彼に代わって、ひとりの卑劣な者が起こる。彼には国の尊厳は与えられないが、彼は不意にやって来て、巧言を使って国を堅く握る。」

 

 第三の豹のような獣(中国共産党の強い指導者)の死後、アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパの四つの領域を治め、主権を持ったこの指導者に代わって、ひとりの卑劣な者が現れます。彼は狡猾で言葉巧みに人々を騙し、武力に長けた者です。国の指導者ではありません。不意に現れるのです。彼は巧言を使って、トルコの人々の心を一つにし、トルコの軍隊によって勝利を得て行くのです。

 

 第四の豹に似た獣は、勝利を得ました。第一の獣(アメリカ)も、第二の獣(ロシア)も、第三の獣(中国)も、第四の獣(反キリスト)に治められるのです。

 

 熊のような足と、獅子のような口と、豹に似たからだの第四の獣は、平和の君として現れます。世界に平和をもたらす救世主のように受け取られます。イスラエルも彼を救世主ではないかと間違うほどです。イスラエルも騙されます。

 

 しかし、救世主は、イエス・キリストただひとりです。神がイスラエルに送られる「復活のキリスト」です。まことの救世主キリスト・イエスが世に再び来られるまで、世は混乱を極めます。

 

 第四の獣の正体が明らかになります。彼は、平和の君ではなく、反逆の子、神の敵対者です。彼は、死と滅びの王なのです。彼は、平和を憎む者、平安を蔑む者、神を侮る者、死と滅びの子、悪魔の子なのです。