ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

世界を導く日本に立つ救世主

 

 セルビアの預言者ミタール・タラビッチの「クレムナ預言」の中に、世界の果てにある大きな海原に囲まれた国についての預言があるようです。

 

 「世界に変革があるとすれば、まず日本に何らかの変化が起こり、それが世界に波及するだろう。こうして、世界の人々は日本人を尊敬し畏怖するようになる。

 東洋の神秘的思想は壮大なスケールをもって全世界を席巻し、キリスト教世界に非常に大きな変化を与えるだろう。」と言っているようです。

 

 このように、「クレムナ預言」では、日本に救世主が現われて世界を導いて行くようになると言っているようです。

 

 アメリカのジーン・ディクソンという予言者も言っています。

 「人類の希望は東方にある。

 世界を一変させる人物がそこで現われ、神の知恵を人に伝え、互いの愛で人類をひとつにするために、新しい世界をそこで作り上げる。

 救世主が人間世界に再臨する。」

 

 救世主と言っても、イエス・キリストではありません。キリストの御霊によって起こされる人です。ある人々は、第二のキリストと呼んでいます。

 

 ヤコブの子孫のユダヤ民族(イスラエル)を四百年間奴隷であったエジプトの国から連れ出し、神が約束された先祖の地(神が契約を結ばれたアブラハムにお与えになったカナンの地、またアブラハムの子孫ヤコブに約束されたカナンの地〈現イスラエル〉)に導き上るために、神は、ミデヤンの荒野に住む羊飼いのモーセを召されました。

 神に召し出されたモーセは、実の兄アロンとともにイスラエルを奴隷の家エジプトから救い出しました。

 このモーセのように、世界を滅びから救い出すために、終わりの時代に召し出される人が日本から起こるようです。この人のことを第二のキリスト(救世主)と呼んでいるのです。天地万物を創造された生けるまことの神が立たせられるのです。

 

 世は、終わりに向けて、どんどん悪くなっていきます。今まで、悪とされていたことが善とされ、善とされていたことが憎まれる時代が来ます。もはや、だれにも止められません。

 地球はうめきます。暴虐に満ちた人々の呪いを受けて、地は揺れ動き、太陽は暗くなり、あらゆる災害が地球規模で起こるでしょう。

 

 この終わりの時代に、正しい心をもって真理に飢え渇く人々に、真理のことばを告げるのが、神によって立てられる人です。

 その人が日本の地から起こるのです。日本人です。しかし、ユダヤの血(ユダヤ民族の血統)を引く人です。日本にヤコブの子ら(ユダヤ民族の十二部族に属する血統の人々)がいることは今まで知られていませんでしたが、それも明らかになるのかも知れません。

 大きく見積もれば、三分の一くらいの日本人にユダヤのわずかな血が流れているのかも知れません。

 日月神示では、大和魂の人々が救われるそうです。もしかすると、大和魂の民(日本人の40%くらいの人が持っているようです。)にその傾向があるのかも知れませんね。

 

 ホピ族では、終わりの時に遠い昔に分かれた白い兄がふたりの従者を連れてやって来る、と予言されており、ホピ族と兄弟関係のある白い兄が日本人であると言われています。

 

 その三人について、○(太陽)のマークを持つ人と、卍のマークを持つ人と、十字を持つつのとかげの女が、虹の戦士の群れを連れてやって来るという表現がされているようです。

 

 虹の戦士は、世界中から、赤色、白色、黒色、黄色のすべての人種から現われるだろうと言われており、古代からの伝説や儀式や神話を語り継いでいる、伝統的知恵を尊重する従順な人であるそうです。

 先祖や神、自然などに対して感謝の心を忘れず、自分たち世代の世界のことだけでなく、七世代先のことまで考えて行動し、自分も他人も自然も何もかもが一つに繋がっているという価値観と調和の心を持つ人々です。

 彼らの精神性は高く、他者や他の国のことも自分事として捉えることのできる大きな愛に動かされる人々です。彼らの愛と慈しみは、人に対してだけではなく、植物や動物をも守らなければならないという強い気持ちを持つ人々のようです。

 

 そして、虹の戦士たちは、地球の海が汚れ、動物たちが姿を見せなくなるころに現われる、と言われているようです。

 この時が近づいています。環境問題が取り上げられるようになりましたが、改善されることなく、海の汚れは進み、動物たちも数少なくなるようです。

 

 この虹の戦士とは、おそらく、世界宣教をして異邦人を完成させ、またユダヤ人の時に七つの御霊の教会を整える働きをする、十四万四千人のユダヤ人だと思われます。彼らは、自分がユダヤの血を引いていることを知らないのかも知れません。世界中に、神が隠しておられる真実な心のユダヤ系の人々がいるのでしょう。

 

 預言者エリヤは、神に言いました。

 「私(エリヤ)は万軍の神、主に、熱心に仕えました。しかし、イスラエルの人々はあなたの契約(神の民としての神との契約)を捨て、あなた(主)の祭壇を壊し、あなたの預言者たちを剣で殺しました。

 ただ私だけが残りましたが、彼ら(イスラエルの人々)は私(エリヤ)のいのちを取ろうとねらっています。」(列王記第一19:14)

 

 すると、主はエリヤに仰せられました。

 「わたし(神)はイスラエルの中に七千人を残しておく。これらの者(七千人)はみな、バアルにひざをかがめず、バアルに口づけしなかった者である。」(列王記第一19:18)

 

 主の預言者エリヤは、ひとり、バアルの預言者たちと戦っていました。主の預言者たちはみな、殺されてしまったのです。

 残ったのは、エリヤだけだと思っていました。

 しかし、主は言われました。バアルにひざをかがめない、主に忠実な者が七千人おり、その七千人を残していると言われたのでした。

 

 イスラエルの中には、主の御声を聞き、主のことばを告げる者はもういない、とあきらめてはいけません。

 イエスは言われました。

 「『われわれの先祖はアブラハムだ。』と心の中で言うような考えではいけません。あなたがた(ユダヤ人たち)に言っておくが、神は、この石ころからでも、アブラハムの子孫を起こすことがおできになるのです。」(マタイ3:9)

 

 神は、イスラエルの中に忠実なしもべを見いだせないならば、日本から起こすことがおできになるのです。

 神は、キリスト教会の中に忠実なしもべを見いだせないならば、仏教や神道の中から起こすことがおできになるのです。

 なぜならば、神が神の国に集められるのは、真理の御霊を受けた、七つの御霊の教会の人々だからです。

 

 古事記か何かの本に、昔、日本列島の本州をとかげの形に似ているとして、とかげと言っていたこともあったようです。

 つのとかげの女は、十字を持っているので、すでにキリストの血によって贖われており、聖霊に満たされ永遠のいのちを得ている聖徒(白い人)であり、本州にいるのかも知れません。女ですから、ホピ族の白い兄の血筋の女性なのかも知れませんね。

 

 このホピ族の待ち望む白い兄(つのとかげの女?)は、聖霊に導かれて、卍のマークのある人(仏法を究め、瞑想の中でキリストから召しを受け取るのかなぁと思います。)とともに、○のマークのある人(神道系の人で神の神示とともに生きている人)のところに行って、卍の人と○の人とは一致した心を持つようになるのではないでしょうか。

 聖霊に導かれる白い兄は卍のマークと○のマークのふたりの人とともに、世界中を巡り、召された十四万四千人のユダヤ人(先祖代々神とともに歩んで来た人々で、人間の教えの宗教に犯されていない童貞の人々)に父の名と子羊の名をしるして集め、十四万四千人のユダヤ人は、七つの御霊の教会を整える虹の戦士となるのではないでしょうか。

 

 日本から現われる救世主の中心は卍の人であり、死海文書で言われている「イスラエルのメシア」。彼は○の人「アロンのメシア」とともに働き、彼らは、ユダヤ人の時に、三年半の間メシアニック・ジューとともに働くふたりの証人だと思われます。

 彼らは、神がユダヤ人の御救いのために立てられた神の人(人間から見ると、救世主)なのでしょう。モーセが召されたとき、八十歳ほどでした。それゆえ、ふたりの証人たちも、人生の経験を積んだ年代の人かも知れません。

 

 そして、十四万四千人のユダヤ人は、世界各国の十二部族のユダヤ人や七つの御霊の教会に属する人々を神のために整えることでしょう。