ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

雄羊から雄山羊へ

 

 ダニエル書8:2-8に、書かれています。ウライ側とはイランにある川らしいです。

 

 黙示録9:14に、「大川ユーフラテスのほとりに繋がれている四人の御使いを解き放せ」とあります。ユーフラテス川流域に、トルコ、シリア、イラク、サウジアラビア、クウェート、イランがあるようです。イランにはロシア、イラクにはアメリカが駐屯しているのではないかと思われます。ロシアはペルシア帝国の霊、アメリカはメディア帝国の霊だからです。この四人の御使いとは、アメリカ、イラク、ロシア、イランをさしているように思います。中国の指導者が支配していた四つの領域の覇権争いにこの四国が参戦することによって、第三次世界大戦は激しい大戦となります。

 

 雄山羊が雄羊を倒すのは、第三次世界大戦の前のことです。ロシア連合軍がイスラエルに侵攻し、神によって打たれた後で、中国の強い指導者が、イランに駐屯するロシアを空軍によって倒します。

 

 雄羊は、ニ本の角を持っています。二本の角は、メディアとペルシアの王です。(ダニエル書8:20)アメリカとロシアを支配して来た雄羊は、神の御手の中にあって人間の心を持つ獣でした。しかし、雄山羊は、悪魔から出た獣です。人間の心を持ち合わせてはいません。人情の無いとても恐ろしい獣です。

 

 雄羊の短い方の角は、アメリカです。ロシアは後から出た長い角で、世界を脅かすものです。ロシアは、西や北や南の方へ突き進み、軍事力で多くの国々を支配下に置きました。これに立ち向かうことが出来ません。その残忍さに、ロシアの脅威から救い出すことのできる国もいません。ロシアは思いのままに振舞って、高ぶっていました。

 

 一頭の雄山羊が、空を飛び回って西からやって来て、川岸に立つ二本の角を持つ雄羊「(メディア(アメリカ)とペルシア(ロシア)」に向かって、怒り狂って攻撃して倒しました。アメリカもロシアも、中国共産党に立ち向かう力がないのです。また、雄羊を雄山羊の手から救い出すものはいません。

 

 雄山羊には、目と目の間に、著しく目立つ一本の角があった。これは、中国の強い指導者です。毛深い雄山羊はギリシアの王であって、その目と目の間にある大きな角は、その第一の王。中国は、ギリシア帝国の霊です。このギリシアの王は、豹のような獣のことであり、主権が与えられます。

 

 中国の野望は実り、世界の覇権を握るのです。アメリカもロシアも持つことが許されていなかった主権を中国が持つのです。中国共産党が闇の力が主権を持って、世界を治めるのです。恐ろしい世です。悪しき者が公に権威を持つのです。誰も止められません。

 

 中国の強い指導者は、各国に中国の兵士を駐屯させ、監視します。この雄山羊は、非常に高ぶったが、その強くなったときに、あの大きな角(中国の指導者)が折れます。神が彼を打つので、世界の覇権を握ったかと思ったら、まもなく亡くなります。

 

 その後、強い指導者を失った中国は弱くなり、中国人には何の力もありません。ダニエル書11:4に「彼が起こった(中国の強い指導者が覇権を握った)とき、その国(中国)は破れ、天の四方に向けて分割される(四つの領域に分立する)。それは彼の子孫(中国人)のものとはならず、また、彼(故中国の強い指導者)が支配したほどの権力もなく、彼の国(中国)は根こぎにされて、その子孫(中国人)以外のものとなる」と書かれているようになります。中国の監視下にあったヨーロッパ、中東、アフリカ、アジアが立ち上がり、覇権争いとなります。そこに、アメリカ、ロシア、イラン、イラクも参戦し、第三次世界大戦が繰り広げられるのです。

 

 ロシア連合軍のイスラエル侵攻。いわゆるエゼキエル戦争の後で、中国がロシアを倒して、世界の覇権を握る。しかし、その期間は短く、中国の強い指導者の死によって終焉を迎えます。その後の混乱の後で、第三次世界大戦が起こるのだと思います。

 

 これらはすべて、クリスチャン達が待ち望んで来た携挙がすでに起こり、世界から聖霊と神に信頼する者が除かれた後に起こります。ですから、神に信頼する人々は、中国が主権を持つ世界を目で見ることはありません。

 

 雄羊から雄山羊の世界になることは、恐ろしいことです。愛も憐れみも希望もありません。中国共産党の指導者の後に、もっと恐ろしい獣が立つのです。第四の獣です。これは、イエスの言っておられた『荒らす憎むべき者』です。強いカリスマ性を持つ、惑わす者です。彼の力は悪魔なのです。

 

 携挙の信仰を持つクリスチャン達は、携挙に与かる人々です。そうでない人には、神はこの奥義を示されておられないからです。

 

 信仰のある人々は、いよいよ近づいたことを悟り、神に祈り備えて行くのでしょう。