ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

最後に集められる礼服を着る人々

 

 黙示録に書かれている七つの御霊の教会は、復活のキリストのからだです。天の神の御国に入る、新しい創造です。目に見える地上の教会の中から生まれた、神の新しい創造です。生ける神の御霊のいのちです。死んだ文字の奴隷となっている瀕死の霊ではありません。生ける御霊の教会です。

 

 御霊の教会は、肉の努力によって完成するものではありません。御霊によって新しく生まれ、御霊によって造られ、御霊によって完成する、復活のイエス・キリストと一つとなる、復活のキリストのからだです。

 

 この世は、闇の勢力に支配され、光の子らが迫害され殺されて、悪魔の思いのままになりました。悪魔の子らは、神のことばに縛られず、彼らの求める自由を得て、悪のおもむくまま悪に悪を重ね、狂気に満ちた無法の世界です。

 

 神の多くの聖徒らが、神に忠誠を誓ったまま死んで行きました。闇の勢力によってこの世から消し去られた、永遠のいのちです。

 

 地上の教会がそのまま、永遠のいのちではありません。信仰が試されます。神に救いを求める者や神に従って歩む者は、神が遣わされた真理の御霊の導きに従います。御霊は目に見えない方です。しかし、風のようにいのちを吹き込み、真理の道に導いて下さいます。信仰によって受け取り、信仰によって神の道を歩みます。

 

 御霊を受けた人は、肉の言葉では説明できない事柄を体験して行きます。目には見えないけれども、確かにおられる神の御手に守られていることを霊によって感じることが出来ます。これは、御霊によって教えられることです。御霊を受けていない人には理解出来ません。

 

 このようにして、この世でも御霊の教会に属する人々は、御霊によって生まれ、御霊によって成長していきます。神と霊的につながっているのです。神が遣わされた御霊によって、神と繋がっているのです。

 

 イエス・キリストを信じる人々のうちに、真理のことばを理解する人と、同じように真理のことばを聞いていても理解出来ない人に分かれます。理解するのは、その人の知識や能力ではなく、その人の霊なのです。霊が神の御霊とともにある人は理解できますが、御霊に教えられない霊は理解出来ません。

 

 御霊は、天上の霊です。天に属しています。天に属することは、御霊によらなければ、理解出来ないのです。霊だからと言って、すべて神からのものではありません。この世の霊、悪霊からのものも多くあります。地に属する霊には、多くの種類があります。しかし、天に属する霊は真理の御霊、聖霊だけです。聖霊によらなければ、神のことは理解出来ません。たとい、イエスを主と告白していても、御霊に教えられなければ、霊のことはチンプンカンプンです。

 

 霊のことがわからないまま、昇天するクリスチャンも多くいます。ただイエス・キリストを目の前に置き、イエス・キリストを思い、イエス・キリストを愛して生きた人は、その愛と信仰と希望によって天に引き上げられる人もいるでしょう。彼は御霊を知らなかっただけで、御霊を否定していたわけではないからです。

 

 御霊の教会は、肉の熱心や努力で入るものではありません。キリストへの愛と信仰と希望により建て上げられる教会です。愛と信仰と希望は、霊的なものです。愛と信仰と希望は、十字架で血を流してくださったイエス・キリストを主とする人々のうちに置かれた、御霊の住まいです。イエス・キリストを告白しない人々のうちにある希望とは異なります。イエス・キリストという土台に建てられた信仰のうちにある希望です。

 

 神はひとりひとりの信仰をご覧になって、もみ殻ではなく、実の入った種を集められます。信仰の強さ弱さではありません。信仰の大きさではありません。御霊が証される生まれ変わった霊を集められます。生まれつきのままではなく、イエス・キリストの贖いの血で聖められ、イエス・キリストに結びついた、信仰と希望と愛の霊です。

 

 世が裁かれる前に、天上に引き上げられる教会もあります。患難期に入り、多くの聖徒らが死をくぐり抜けて天に帰ります。大患難期には、多くの聖徒やクリスチャンたちが、神を選んで、また、イエス・キリストにすがって命を捨てます。彼らの魂は、地上から刈り取られるのです。彼らは、地の中で眠ります。

 

 天上では、イエス・キリストと花嫁の婚礼が執り行われます。そして、地上では、十本の角と七つの頭の獣(偽キリスト)と、羊のような二本の角を持つ獣(偽預言者)が世界を支配してします。神の激しい怒りは窮まり、神の御怒りに満ちた七つの金の鉢の災害が繰り広げられます。

 

 キリストが、悪魔と二匹の獣に勝利し、地上にキリストが再臨されて、平和が訪れます。キリストが治めるキリスト王国が地上に起こり、イスラエルの王として都に住まわれるのです。偽キリストによって破壊された世界は真のキリストを迎えて、御国の心地がする世界となり、世界中の国々は、イスラエルの王と神の民とキリストの民によって支配され平和となります。

 

 天上で行なわれたキリストの婚礼を祝い、神が設けられた披露宴は、千年の間続きます。七つの御霊の教会は、まだ完成されていません。披露宴の招待客の席はまだたくさんあります。千年王国で生きる人々は招かれた人々です。

 

 イエス・キリストがメシアであることは、世界中の人々が知っています。「その日には、外国語を話すあらゆる民のうちの十人が、ひとりのユダヤ人の裾を堅くつかみ、『私たちもあなた方と一緒に行きたい。神があなた方と共におられる、と聞いたからだ』と言う」と書かれた、ゼカリヤ書8:23の万軍の主のことばが成就するのです。

 

 千年王国の時代に、イスラエルの王は、礼服を着て披露宴に招待される人を集められます。イエス・キリストの贖いの血を信じて、キリストとキリストのからだである御霊の教会の兄弟姉妹を愛し祝福する人々です。

 

 礼服を着て門を通り、神の都に入れるようになる人々もまた、御霊の教会であり、天上の神の御国に入る人々です。彼らを招き入れて満たすと、七つの御霊の教会は、完成します。