昨日、ブリッジス・フォー・ピースのハイナイトスペシャルの集会に参加しました。
「主によって私が変えられる。
主と心ひとつにされ、わたしの中に光がともる。
その光は次の光をともし、広がっていく。
SHINE!主が来られる日まで。」
集会では、ひとりひとりにネームプレートが渡されました。それは、地域によって、色分けされたものです。私は東京都から来ているので水色のプレートでした。
ネームプレートは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都、その他(関東以外)に色分けされていました。
集会の中で、同じ色のネームプレートの人たちが、それぞれ指定されると立ち上がり、互いに「あなたはこの地域の光です。」と宣言し合うのです。
不思議な事に、それぞれの地域からまんべんなく、参加されていました。まるで、神が選んでここに集めておられるかのようでした。
光とは、真理を輝かせるいのちの光であり、天の聖所で仕えておられる大祭司(神と人との仲介者)イエス・キリストから託される祈りを解き放つ、地上の光ということでしょう。
主イエス・キリストの御名によって、「御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。」と生けるまことの神に祈る祈りを賜っているキリスト者たちに託された執り成しです。
神の心とひとつにならなければ、神の御心の祈りをとらえることができません。
終わりの時代の私たちは、この世の思い煩いから目を離して、生けるまことの神に向き直らなければなりません。
「人が主に向くなら、その(心の)覆いは取り除かれるのです。
主は御霊です。そして、主の御霊のあるところには自由があります。(御霊は、キリストのからだを巡るいのちであり、呼吸です。〈肉のからだのいのちは全身を巡る血にあります。そして、呼吸によって生き長らえます。しかし、永遠のいのちを得させられる御霊の子どもたちのいのちは御霊であり、また、祈りです〉祈りは、罪の縄目を解き放ち、奴隷を解放してくださいます。御霊の祈りは、天の御思いを知らせ、肉の不自由から解き放って、御国を味わわせてくださいます)
私たちはみな、顔の覆い(この世の思いの仮面〈神を知らない世の人々にも受け入れられることを思案する地に属する知識と知恵〉)を取り除けられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたち(慰めと憐れみに満ち、神の栄光を仰ぐ者)に姿を変えられて行きます。(御霊の祈りをすると、天の御使いたちは喜びに満たされ、いのちの川の水が流されます。永遠のいのちを得させる、祝福の雨が降り注ぐのです)
これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(コリント第二3:16-18)
神に立ち返り、神の御心を知る者としての歩みをする人は、家族の光となります。その人の生き方そのものが、家族への福音となるのです。
神は、御霊の祈り(自分自身の思いではなく、御霊に導かれる祈り。損得によらず利害なく、心の深みからわき起こる真実な祈り)とともに、働かれます。
御霊の祈りをする人は、滅びの地に、御国のいのちを流す者です。キリストの血を注いで、罪を贖う働きを担う者です。
家族の光となるということは、祈りによって、キリストの血を注ぎ、家族の罪を贖う働きです。神の子羊イエスは、十字架で流された血によって、世の罪を取り除かれました。キリストの血が塗られた家族は、罪の縄目が緩んでいきます。すると、悪魔が家系に覆っていたこの世の束縛の力が弱くなっていきます。
家族が主に向く時、我に返って神を知る者となりやすくなるのです。
ハイナイトの参加者は、イスラエルを祝福します。イスラエルを祝福すると、何が起こるでしょうか。
父アブラハムから、神の祝福の契約を受け継いだ、跡取り息子のイサクは、ユダヤ民族の父ヤコブを祝福して言いました。(ヤコブは、神によって、イスラエルと名づけられ、ヤコブの子孫は、「イスラエル」と呼ばれています。そして、神御自身、みずからを「イスラエルの神」と名乗られます)
「おまえ(イスラエル)を呪う者は呪われ、おまえを祝福する者は祝福されるように。」(創世記27:29)
神は、アブラハムに約束されました。
「あなた(アブラハムとアブラハムの子孫)を祝福する者をわたし(創造主であり裁き主である全能の神、主)は祝福し、あなたを呪う者をわたしは呪う。
地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」(創世記12:3)
神はアブラハムに仰せられました。
「イサクから出る者が、あなたの子孫(アブラハムの子孫)と呼ばれる。」(創世記21:12)
イサクからヤコブが生まれ、ヤコブから十二人の息子たちが生まれました。十二人の息子は十二部族の族長となり、ヤコブの子らは十二部族のユダヤ民族となりました。
ヤコブは、人と競って(兄エサウから長子の権利を買って)カナンの地の所有権を手に入れ、神と競ってアブラハムの祝福を自分のものとしました。
神は、人と戦い、神と戦って、アブラハムの契約と祝福とを相続した弟、ヤコブの信仰を祝福して「イスラエル(神が支配する者。神と戦って勝利したものであり、神に勝利を得させるもの)」と名づけられました。
ヤコブの血肉の子孫ユダヤ民族は、神が、父ヤコブにつけられた名「イスラエル」を民族の名前とし、国の名前としました。
「わたし(主)は、わたしの契約を、わたしとあなた(アブラハム)との間に、そしてあなたの後のあなたの子孫との間に、代々にわたる永遠の契約として立てる。わたしがあなたの神、あなたの後の子孫の神となるためである。
わたしは、あなたが滞在している地、すなわちカナンの全土(ユーフラテス川からナイル川までの全土)を、あなたとあなたの後のあなたの子孫に永遠の所有として与える。わたしは、彼らの神となる。」(創世記17:7,8)
神がアブラハムに仰せられたことは、イスラエルの上に成就します。
全能の神、主は、アブラハムの子孫イスラエルを選び、彼らの中から世界を救う救い主キリストを現わされました。
神は、イスラエルに、カナンの地の全土を所有させることを定めておられます。カナンの全土をイスラエルに所有させることは、アブラハムの契約の成就であり、神は、契約を守られる真実な方であることの証明となります。
また、神は、イスラエルを祝福する者を千年王国の神の都に招き、いのちの木の実を食べることを許されます。イスラエルを祝福した彼らは、神に祝福されます。神が彼らにお与えになる報いは、「永遠のいのち」です。
神は、イスラエルを呪う者を呪われます。たとい、それがユダヤ人であっても、永遠のいのちの契約を持つキリスト者であっても、彼らの名前を「いのちの書」から消し去り、「永遠の火の池」に投げ込まれます。
ハイナイトスペシャルの集会で「この地域の光」の宣言をした人たちは、いのちを流す光です。神の選びの民ユダヤ人を愛し、イスラエルを祝福する者たちです。神の御心にかなう祈りを積み上げる人たちです。
神は、彼らにとこしえの祝福を用意しておられます。
彼らは、家族の救いのため、置かれた地域の救いのために、キリストの血を流して罪を贖い、また、永遠のいのちを得させる御霊の御救いを置く、「祈りの光」なのです。
彼らの祈りは、御霊の道をもうけ、終わりの雨が降り注ぐ時に、その地にはリバイバルの炎が燃え上がるのです。
「祈りの光」の器は、それぞれの地で、神の働きに勤しむことでしょう。
彼らは、(御霊の)力と気品(キリストの性質)を身につけ、ほほえみながら後の日(主が来られる日)を待つでしょう。
ハイナイトスペシャルの集会は大阪でも開催されます。
6月28日(土)14:30から大阪クリスチャンセンター1階ホールにて