ふしぎないのち

神が働く不思議な体験

ヤコブはあきらめない

ヤコブとは、「かかと」という意味の名前です。不思議な名前ですね。 ヤコブは双子の弟ですが、兄エサウのかかとを掴んで生まれたことからつけられた名前です。最初に出て来た兄は、赤くて全身毛衣のようであったために、「赤い」という意味のエサウと名づけ…

神の子どもは愛を知った

「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物(生贄)としての御子(神のひとり子)を遣わされました。ここに愛があるのです。」(ヨハネ第一4:10) 私たちは、神を知りませんでした。私たちは、人間が神によ…

私たちは光を見た

「苦しみのあった所に、闇はなくなる。先にはゼブルンの地とナフタリの地は、はずかしめを受けたが、後には海沿いの道、ヨルダン川のかなた、異邦人のガリラヤは光栄を受けた。 闇の中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住んでいた者たちの上に…

愛されていることを知る人々

「まことに、あなたがた(ユダヤ人)に告げます。取税人や遊女たちのほうが。あなたがたより先に神の国にはいっているのです。 というのは、あなたがた(祭司長や民の長老たち)は、(バプテスマのヨハネ)が義の道(悔い改めて神に立ち返る水のバプテスマ)…

贖われた者

「主に贖われた者たちは帰って来る。彼らは喜び歌いながらシオンにはいり、その頭にはとこしえの喜びをいただく。 楽しみと喜びがついて来、悲しみと嘆きとは逃げ去る。」(イザヤ35:10) 喜びながらシオン(イスラエルの王〈神の子羊イエス〉の国)に…

水の裁き 火の裁き 最後の裁き

永遠に生きられる全能の神が、天地万物を創造し、人を造られました。御使いや天使もまた、この方の創造物です。すべてのものは、おひとりの神によって造られているのです。 おひとりの神は、父なる神、神のひとり子、聖霊の三位一体の神です。御父と御子と聖…

原罪のままの人 贖われた人

エデンの園に置かれた人に、神は仰せられました。 「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」(創世記2:16,17) その後、神は、人…

悪魔のからだの完成 

バビロン帝国のネブカドネザル王は、この後、バビロン帝国がどうなるのか、繁栄し続けるのかと思い巡らしていました。 すると、天の神は、彼の夢に現わされました。この後に起こることです。その夢に見た出来事は、ネブカドネザル王が知りたいと願った事の答…

悪魔に勝利したイエス・キリスト

イエスがベツレヘムでお生まれになって一年以上経ったとき、ヘロデ王は、ユダヤ人の王と言われるキリストがベツレヘムで生まれたことを知りました。 すると、ヘロデ王は自分の王位を守るため、ベツレヘムとその近辺の二歳以下の男の子をひとり残らず殺させま…

ネブカドネザル王が見た夢

バビロン帝国のネブカドネザル王は、呪法師、呪文師、呪術者、占星師を呼び寄せて、無理難題を命じました。ネブカドネザル王が見た夢と解き明かしを知らせよ、というのです。 彼らは、「王の見た夢をお話しください。そうすれば、解き明かしてごらんにいれま…

ダニエル書から見たこれからの世界

ダニエルは夜の幻の中で、四つの大きな獣を見ました。 「第一のものは獅子のようで、鷲の翼をつけていた。見ていると、その翼は抜き取られ、地から起こされ、人間のように二本の足で立たされて、人間の心が与えられた。」(ダニエル7:4) 宗教と化したキ…

報いがある苦しみ

「あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光(天の御国の愛の交わり)の中に招き入れてくださった神御自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。」(…

キリストに似た神の子ども

神は、人の子(神の子羊イエス)によって栄光を受けられました。 神の子羊イエスは、父なる神に従い通されました。十字架の死に至るまで、聞き従われたのです。 神は霊であって、人の目には見えません。人は、人を造られた創造主の御姿を見たことも、御声を…

世界の光 祝福の器

イエスはユダヤ人たちに言われました。 「あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。 また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。」(マタイ5:…

不信者とは

「不信者とつり合わぬくびきを負ってはならない。」と仰せられる神は、イスラエルの神です。イスラエルの神は聖なる方です。 「わたし(イスラエルの神)が聖であるから、あなたがた(神の民イスラエル)も聖でなければならない。」(ペテロ第一1:16) …

アブラハムが見たとこしえの神の都

「信仰によって、彼(アブラハム)は約束された地(カナンの地)に他国人のようにして住み、同じ約束をともに相続するイサクやヤコブとともに天幕生活をしました。 彼(アブラハム)は、堅い基礎の上に建てられた都を待ち望んでいたからです。その都を設計し…

イスラエルに新しいことを創造される主

「見よ。その日が来る。―主の御告げ。―その日、わたし(イスラエルの神)は、イスラエルの家(十部族)とユダの家(二部族)に、人間の種と家畜の種を蒔く。 かつてわたしが、引き抜き、引き倒し、壊し、滅ぼし、わざわいを与えようと、彼ら(イスラエル)を…

サタンに噛みつかれた人の子イエスのかかと

創造主は、エバを惑わして罪を犯させた蛇に仰せられました。 「わたし(創造主)は、おまえ(蛇)と女(人)の間に、また、おまえの子孫(獣の子)と女の子孫(人の子)との間に、敵意を置く。 彼(人の子)は、おまえの頭(悪魔)を踏み砕き、おまえ(サタ…

生木と枯れ木

ノアの時代、世界は暴虐に満ちていました。神を恐れない者たちの世界です。神を信じる者はいません。神に立ち向かい神に歯向かう邪悪な人々で満ちていました。 そのような全地が無法の世に、神を恐れる人ノアがいました。神はノアを御覧になられ、ノアを残し…

神に愛されたイスラエル

神はヤコブに仰せられました。 ヤコブは、アブラハムのひとり子イサク(神がアブラハムの契約を受け継がせた約束の子孫)の息子です。ヤコブは、イサクがアブラハムから継承したカナンの地と神に選ばれた者にのみ与えられる祝福を、父イサクから受け継いだ、…

神に呪われたイエス

「さて、十二時から、全地が暗くなって、三時まで続いた。 三時ごろ、イエスは大声で、『エリ、エリ、レマ、サバクタニ。』と叫ばれた。これは『わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか。』という意味である。」(マタイ27:46) こ…

全き人とは

「アブラムが九十九歳になったとき、主(創造主)はアブラムに現われ、こう仰せられた。 『わたしは全能の神である。 あなた(アブラム)はわたしの前を歩み、全き者であれ。 わたしは、わたしの契約を、わたしとあなたとの間に立てる。 私は、あなたをおび…

モーセの書を信じないユダヤ人

「わたし(神のひとり子ナザレのイエス)はわたしの父(イスラエルの神)の名によって来ましたが、あなたがた(ユダヤ人)はわたし(ナザレのイエス)を受け入れません。(イスラエルの神に遣わされた者だと言うナザレのイエスを、ユダヤ人は神の名を汚し冒…

とこしえのイスラエルに加えられる異邦人

イスラエルとは、神と契約を結ぶ神の民をあらわします。とこしえのイスラエルとは、神のひとり子(神の子羊イエス・キリスト)の主権(王位)のもとに集められ、永遠のいのちを得る神の民のことです。 初め神は、アブラハム、イサク、ヤコブの契約と祝福を相…

どう見るか 神はご覧になる

天と地と万物を造られた全能の神、主は、永遠の昔からともにおられる神のひとり子を、地上に遣わされました。神のひとり子は、神がひとり子のために神のひとり子とともに造られた「人」のところに来られました。 昔から神は、神のいのちから外れ霊の死んだア…

試みの石

「家を建てる者たちの捨てた石。それが礎の石となった。これは主のなさったことだ。 私たち(ユダヤ人)の目には不思議なことである。」(詩篇118:22,23) イスラエルは神が選んだ主の民です。イスラエル(アブラハム、イサク、ヤコブの子孫ユダヤ…

神の試み

ヨハネの黙示録(6章~)には、終わりの時代に開かれる七つの封印のことが書かれています。 第一の封印が解かれると白い馬が、第二の封印が解かれると火のように赤い馬が、第三の封印が解かれると黒い馬が、第四の封印が解かれると青ざめた馬が出て行くこと…

肉のからだのイエス 霊のからだのキリスト

「すべての肉のいのちは、その血が、そのいのちそのものである。」(レビ17:14) 肉体を生かしているものは血であると、聖書は言います。心臓という臓器ではありません。全身を行き巡る血液がいのちであると、言っているのです。 血液には、各臓器に酸…

信仰とは見えないものを確信するもの

「わたし(イエス・キリスト)の味方でない者はわたし(神のひとり子)に逆らう者であり、わたし(主キリスト)とともに(神の子どもを)集めない者は散らす者(神の国の働きを妨げる者)です。 だから、わたし(イエス)はあなたがた(イエスの弟子たち)に…

天の住まいを思う

「彼(神の子羊イエス)を砕いて、痛める(十字架につける)ことは主(創造主であられる全知全能の神)の御心であった。 もし彼(神の御子イエス・キリスト)が、自分のいのちを(イスラエル〈神の民〉の)罪過のための生贄(罪の贖いの子羊)とするなら、彼…