昨夜、不思議な雲を見ました。生きている大きな鳳凰のような、威厳のある白い雲です。暗闇の中に、その白くゆっくりと進む一つの雲のかたまりだけがありました。
その雲のかたまりがどちらの方向に向かっているのか地図で調べ、その雲はどこから来たのかと、定規を当ててみると、伊勢神宮辺りから出て、神田神宮に向かっているように思いました。
江戸総鎮守神田明神と言って、艮(うしとら)の鬼門の守護神であり、出雲族真神田臣が祖神大己貴命(おおなむちのみこと)を祀ったのが始まりとされ、後に、南朝の平将門公が合わせて祀られたそうです。
しかし、京都から東京に移られた北朝の明治天皇が御親拝されるに当たって、南朝の平将門は祭神から外され、代わりに少彦名命(すくなひこなのみこと)が勧請されたが、太平洋戦争後、再び、平将門が祭神に復帰した、ということで、大己貴命と、少彦名命と、平将門命が御祭神として祀られているようです。
出雲族の神素戔嗚(すさのお)と、素戔嗚から国造りを命じられた素戔嗚の娘婿である大国主命と同一とされる大己貴命と、大国主命とともに国造りを始めた少彦名命と、南朝の平将門が祀られています。
北朝の明治天皇は、南朝の天皇が本当の天皇だと言っておられたそうです。そして、明治天皇の強い希望で、南朝の後醍醐天皇を祀る吉野神宮が、奈良県の吉野町に創建されたそうです。
私は、北朝を北イスラエル王国の王、南朝を南ユダ王国の王、と捉えていて、北イスラエル王国の王は、十部族の王であり、南ユダ王国の王は、十二部族の王です。それゆえ、南ユダ王国の王が、一つのイスラエル王国の王ダビデの子孫であると考えます。
北イスラエルの王は本物ではないということは、偽物という意味ではなく、十二部族全体の王ではないということです。
イスラエルは、ヤコブの子孫であって、十二部族がそろってイスラエル王国が成立します。ダビデの子イエス・キリストは、十二部族のイスラエル王国の王です。
かごめかごめの歌の歌詞には暗示されています。
「かごめ かごめ
かごのなか(中)のとおり(鳥)は
いついつ で(出)やる
よあけのばん(夜明けの晩)に
つる(鶴)とかめ(亀)がすべった
うしろのしょうめん(正面) だあれ」
かくまわれている鶴(南朝の王)は、いつまた現われるのだろうか。
時代の夜明けの晩に
南朝の王と北朝の王とが入れ替わった
北朝にかくまわれ隠されている、十二部族全体の南朝の王はどなたでしょうか。
しかし、いよいよその時が近づいているようです。
今上天皇は祈っておられることでしょう。
祭司として日本国に仕え、また、日本神話の神々に仕えつつ、この日の為に祈りを重ね、神の御旨が滞りなく無事に成し遂げられるように、心砕いて来られたのだと思います。
今上天皇の祈りに守られて、日本国民の中に隠された、終わりの時代に世界の救いの為に立てられる「イスラエルのメシア」は順調に整えられているように思います。
7月5日の祈りによって、日本国は、祈りの覆いで包まれました。そして、隠されていた南朝の天皇が、日本国の天皇としてではなく、生けるまことの神が造られる、御霊のとこしえの国のために、油注がれるのでしょう。
今すぐではなくても、その準備は着々と進んでいるように思います。
今上天皇の祭司としての務めは、歴代の天皇の中でも際立って重要な務めです。
永遠のいのちを得させる、いのちの木のある神の都の国(千年王国)を整える南朝の天皇を、霊的に生まれさせて、その働きを担う神の器として健やかに成長させるために、霊的な養育係の働きを担っておられるように思います。
今上天皇のお勤めが妨げられることなく、無事に成し遂げられるように執り成しましょう。
今上天皇を支える皇后雅子様のためにも、神の愛と祝福が注がれ、平安な中でお過ごしされることができるように執り成しましょう。
愛子様も、神が愛子様にお与えになっておられる神の務めを成し遂げる力と知恵と賜物が注がれ、神の導きが明確となり、喜びと平安が支えとなるように執り成しましょう。
日本のキリスト者は、日本人の中から神が立てられる「イスラエルのメシア」と「アロンのメシア」のふたりが、神の油を注がれて、彼らの上に神の御旨がことごとく成就し、神に栄光が現わされるように執り成しましょう。
そして、神の民として整えられていた大和民族の魂が覚醒して神に立ち返り、御救いを受けるように祈りましょう。
あるスピリチュアルな人が言われるには、日本人の30%の人が霊的に目覚め、新しいいのちの世界を目指す者とされるようです。
大和民族の血を引く日本人は、現在の日本人の40%と言われています。それなので、大和民族の75%の人が目覚める可能性があると考えられるでしょう。
今上天皇も、「イスラエルのメシア」と「アロンのメシア」も、大和民族の人です。国民の中にも、大和民族はおられます。
異邦人の時が完成して、ユダヤ人の時が始まると、いよいよ、ヤコブの血肉の子孫であるユダヤ人の血統の人たちが、福音宣教をする時代となります。
目に見える物質世界の新しい国を造るのではありません。目に見える世界は、いよいよ悪いものとなっていきます。
神は、「イスラエルのメシア」と「アロンのメシア」のふたりによって、目には見えないけれども確かに存在するとこしえの神の国(千年王国にはいる魂)を新しく造られます。
天皇の祈りは、精神的に国民を目覚めさせ、悪いものから守って、そしてまた、新しい国造りをする指導者である「イスラエルのメシア」と「アロンのメシア」のふたりを立たせる祈りでもあるのでしょう。
明治天皇も心から敬っておられた、大事な働きをするために人目につかないところで守られている南朝の後醍醐天皇とその子孫を、神は、「出やる時」を定めておられます。
おそらく、天皇は祈りによってあらゆる霊的な状況を整えて、このための霊的な道を設ける祈りをしておられるのではないかと思います。
キリスト者は、聖書のみことばにより、黙示録にある「ふたりの証人」のことを知っています。
霊的にやおもてに立って、祈っておられる天皇陛下とそのご家族の安全と祝福のために祈りましょう。